「ゼロ年代批評最後の大型新人」と東浩紀に称される若手がデビューした。 福嶋亮大、1981年生まれ。専門は中国文学である。 生物の遺伝子が世代を超えて引き継がれていくように、日本の批評界も新しい世代を見出し、 発展していく。 この才能はどこから来て、そしてどのように在り、どこに行くのか? 『神話を考える』を「明晰」というキーワードで読み込んだ書店員・阪根が 「《思考》あるいは《明晰さ》という観点で、影響を受けた人(本)、好んでいる人(本)」は と、福嶋氏に投げかけ、始まるフェア。 ネット上では店員・阪根と福嶋氏の言葉のやりとりをお読み下さい。 その先、二人が投げ合った選書の全ては新宿店で御覧いただけます。 福嶋 亮大 様 『神話が考える』という1冊の本をもとにフェアをやるならば、ガチの企画、つまり、 日本を代表する批評家と福嶋亮大さんの《思考》を比較するフェアをしたいと思う