大韓サッカー協会は4日、韓国代表とイラン代表が9月6日に親善試合を行うと発表した。 両代表は、ブラジル・ワールドカップ出場権を懸けたアジア最終予選のグループAで同居。出場決定チームが1チームも決まらない中、6月18日に行われた最終節で対戦した。韓国が首位、イランが2位で直接対決を迎えた試合は、イランが1-0で敵地での勝利を収めた。イランはW杯予選を逆転首位で突破を決め、韓国は敗れたが、得失点差で3位ウズベキスタンを上回り、W杯出場を決めた。 同対戦は、試合前から両チーム関係者が舌戦を繰り広げ、試合後には勝利を喜び、韓国ベンチに近づいたイランの選手1人が、韓国のコーチングスタッフに2度殴打され、観客席からはペットボトルなどがピッチに向かって投げ込まれたとして、イランがFIFA(国際サッカー連盟)に苦情を提出した経緯がある。