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復職した女性たちは、みんな疲れ切っている 浜田敬子氏(以下、浜田):働き方改革というときに、まずは女性が働きやすくなるように、と捉えられてきました。それがなにを生んだのかといえば、「女性が働きやすくするために」と言った結果、「家事も育児も女性の役割」と、家庭内の役割分担が固定化してしまったなと思います。 今では「男性も女性も含めた働き方改革をしないといけないよね」と、議論が段階を追って進んできたなと思っています。 一番改革が進んでいないのが、この「男性の家庭進出」というところです。会社の中だけで一生懸命働き方を改革をしても、結局は家に帰った時にちゃんと家事育児の分担ができていないと、女性だけがこの制度を使って早く帰って家事も育児もやらなければいけないということが今起きていると思います。 多くの企業で、とくに両立制度が進んでいる企業では、復職率100パーセントってみなさんおっしゃいます。その
子どもを認可保育所へ入所させるための活動、いわゆる「保活」の当事者が「保育園落ちた日本死ね」と叫んだブログが話題となっている。しかし、入所を果たせなかった親たちが怒りややるせなさを感じるのは、今に始まったことではない。保育園を増やしてもらうための活動「保育園一揆」を実施した親たちの団体「保育園ふやし隊@杉並」の広報を務め、自身も過去、保活に取り組んでいた中楯めぐみさんに、現在の活動や感じている課題について聞いた。 ショックで胸が詰まる思い 東京都杉並区の待機児童問題に取り組む親たちの集まり「保育園ふやし隊@杉並」。2013年に結成され、保育園を増やしてほしいという願いから区への異議申立てや、抗議活動などを行ってきた。その結果、行政の対応は変化しつつある。中楯さんによれば「保育園が増えた実感はある」とのこと。さらに、認証保育所の空き情報などが確認できるポータルサイト「保育ホッとナビ」や、親た
がんばる夫たち ~その育児は「妻」のため?~ 2013年11月25日09:30 カテゴリコラム Tweet 寒くなり始めた土曜日の午後、息子と公園に行った。 なんだか黒い、全体的に黒い……これはなんだ?と思ったら、父親と子どもの組み合わせが大多数を占めていた。大人の女性が極端に少ない。ほとんどいない。瞬間父親率、80%。 皆、淡々と小さな子どもに付き添っている。父親同士はあまり初対面で言葉を交わさない傾向にあるので、横の会話はない。ひたすら子―父、子―父、子―父……がそこにいる。「黒い」のは服装のせいだけではなく、その物静かなムードのせいもある。 砂場で一緒になった2歳児連れのお父さんに思わず、「今日は特にパパ率高いですね」と話しかけたら、「週末くらいしかできないですから」と静かに笑っていた。 ん?なんだか、ものすごく、まじめだ……。 世の中の「まじめな父たち」は、今、たぶん、けっこう「が
むすめを産んでみて知ったことのひとつ。 それは、「子どもは本当によく鼻水が出る」ということ。 子どもは常に鼻水がたれているというのは昔のギャグ漫画の中だけかと思っていましたが……あれは事実でした。 うちのむすめ、風邪のときだけでなく、治った後しばらくの間、冬、泣いた後、季節の変わり目などなど、気が付けばいつも鼻水がたれています。トホホ。 見つけ次第ティッシュで拭くようにしていたのですが、拭こうとすると嫌がって顔をそむけたり泣いたりして、おとなしくしてくれません。 逃げ回るのを追いかけながらやっとの思いで拭いても、拭ききれず鼻水が残っていて、もう1枚ティッシュをとって再度トライ。 そうしている間にむすめの機嫌はどんどん悪くなってゆく……。 「鼻水を拭く」。簡単なことのようで、なかなか難しいのです。 そう思っていたある日。 親戚が集まった法事の場で、むすめの鼻水を拭くのに悪戦苦闘している私を見
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