このように実際に自分の身の回りで起きていることを振り返って見ると、ひとつの疑問がわきあがります。そもそもマルチタスク志向は生産性向上のために絶対的なものなのでしょうか? 米ブログメディア「WebWorkerDaily」では、そんな疑問に一石を投じる記事を紹介しています。 「WebWorkerDaily」では、行き過ぎたマルチタスク志向はかえって生産性を損なうと指摘し、シングルタスク志向への回帰こそが生産性向上につながると述べています。シングルタスクとは、ひとつのタスクをひたすら続けて行うプロセスを意味し、ひとつのタスクが終わるまで次のタスクには移らないのが鉄則です。従って、事前の優先順位付けをいかに的確に行うかが、仕事の成否のポイントでもあるわけですね。 シングルタスク志向は一見単純なアプローチですが、マルチタスクに慣れてしまった現代のビジネスパーソンにとって、実際やってみると意外に難しい