イラク・シリアで活動を続ける武装組織ISIL(イスラム国)はインターネット上でも活発な活動を行っていることで知られているが、一部の兵士が司令部の前で撮った写真をSNS上にアップしてしまい、それを目にした米軍により速やかに空爆されるという珍事が発生していたそうである(Newsweek日本版、CNN.co.jp、Slashdot、AirForceTimes)。 これは米空軍のHawk Carlisle司令官が6月1日の空軍の会合で語ったもの。報道によると、SNSの投稿をチェックしていた軍はある日ISILの司令部とみられる建物をバックに立っている間抜けな兵士の写真を発見。彼らはほかにもSNS上で司令官やISILについて自慢げに吹聴しており、一連の情報により司令部の所在が特定されてしまったという。これを受けて、軍は投稿からわずか22時間後に3発のJDAM(誘導爆弾)を投下、建物全体を吹き飛ばしたと