貧乏な友人ともう一緒に遊べない こちらを読んで、ぼくの周りの男の場合を考えてみた。 ぼくは浪費家で社内にも名前が轟いており、先月などは「飲み会費」が5万の大台を越え、そっと目を閉じ家計簿アプリを終了した。 社会人になり、友と一緒に遊ぶ、そのハードルが格段にあがった。 学生時代は、ほとんどの人が下宿をしており、夜の10時に「酒を飲むぞ」とメールを流せば、たちまち4、5人が酒瓶を片手に部屋に集まり、酒盛りが始まった。 築三十年以上のアパート、6畳一間に大きめのコタツ、皆で足を突っ込んで酒瓶を抱え、くだらないB級映画を眺めて語り合った。 あるいは、中古で買った、クラッチの磨耗した自動車に乗り込み、夜の11時に「海を眺めに行こう」と言って、片道3時間の道のりを下道で駆け抜け、岬から砕ける波を見下ろした。 春には、金麦の500ml缶を片手に、桜並木を歩き回った。あるいは、桜なんてなくても缶ビール片手
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