「VirtualBox 5.0」正式版リリース。準仮想化でWindowsやLinuxの性能向上、ヘッドレスによるバックグラウンド実行など 米オラクルは仮想化ソフトウェアの「VirtualBox 5.0」正式版のリリースを発表しました。 VirtualBox 5.0の最大の特徴は、準仮想化機能を新たに搭載したことです。LinuxがゲストOSの場合はKVMのように振る舞い、WindowsがゲストOSのときにはHyper-Vのように振る舞うことでLinuxやWindowsの性能を向上させています。 画面表示を含むUIを表示せずに仮想環境を起動し実行する「Headless Start」も新たにサポート。バックグラウンドで仮想環境を実行するのに適しています。 またxHCIコントローラのサポートによりUSB 3.0にも対応。ホストOSとゲストOS間でのドラッグ&ドロップ機能も改善。 そのほか、MacO
Yosemiteで導入されたHypervisor.frameworkを利用した超軽量の仮想化ソフトウェア「xhyve」が公開されています(作者による紹介)。 xhyveはFreeBSDのbhyveのポートで、その特徴は以下の通りです。 超軽量の230 KB。 スタンドアロンで依存性なし。 BSDライセンスの仮想化ソフト。 カーネル拡張を必要としない(bhyveのカーネルコードは、Hypervisor.frameworkを呼ぶユーザーモードコードに移植)。 マルチCPUサポート。 ネットワークサポート。 一般のLinuxディストリビューションを実行可能。 用途として、例えばMac上でDockerを動かすのに便利であると説明されています。 Tiny Core Linuxを動かすのは超簡単 xhyveは、リポジトリにTiny Core Linuxを含んでいて、これを動かすだけなら以下の手順で簡単
いまや多くの業務アプリケーションが仮想サーバ上で稼働するようになってきていますが、仮想環境で稼働させるのは難しいと考えられているのがデータベースです。 » Live Migration of Monster Oracle RAC Nodes without Client Disruption? Easy as VMware vSphere! Long White Virtual Clouds データベースに負荷をかけたままVMwareのライブマイグレーションを実行した場合、クライアントからの接続を含めて問題なくトランザクション処理が継続できるのか、ライブマイグレーションにはどれだけ時間がかかるのでしょうか。 それを実際に試してみた記事が、企業向けにアーキテクチャコンサルタントをしているMichael Webster氏のブログLong White Virtual Cloudsに「Live M
大阪大学を中心とする研究グループが、仮想マシンを2.4万km離れた場所へライブマイグレーションする実験に成功したそうだ(大阪大学のプレスリリース)。 VM を一度シャットダウンしてイメージを転送してマイグレーション先で起動させるコールドマイグレーションはどこでも行われていると思うが、長距離ライブマイグレーションは確かに事例をあまり聞かない。その理由としては、ライブマイグレーションを行うためには共有のストレージが必要であり、マイグレーション前はその共有ストレージとの距離 (遅延) が十分小さく実用的なパフォーマンスであったとしても、マイグレーション後では高い遅延のためパフォーマンスが落ちて実用に供さないからだろう。 提案手法では広域分散ファイルシステムを用いることでこの問題に対応したとのこと。2.4 万kmというと地球の外周の半分以上に相当するので、本当にマイグレーション後も十分なパフォーマ
調査会社の報告によれば、2012年の法人向けクライアント端末の仮想化導入率は20%を超え、今後、企業におけるVDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ)の大規模導入や追加導入はさらに進んでいくと予想されている。その背景には、2013年に法人向けPCの買い替えサイクルがピークに達すること、2014年にWindows XPのサポートが終了すること、そして、スマートデバイスの普及が挙げられる。しかし、最適なVDIシステムを実現するにあたり、さまざまな課題も浮上し始めている。本稿では、デルのエンジニア4名にVDIの現状と、導入にあたって留意しなければならないポイント、そして今後の展望について語ってもらった。 大企業から中堅企業へ VDIの本格導入・検討が浸透 布谷 :VDI市場動向について昨年と比べて変化したと感じられる点について、聞かせていただけますか
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SE として個人的にですが、私は Citrix PVS や VMware View Composer といった VDI のシングルイメージ技術はあまり好きではありません。 これは、C:\Program Files や C:\Windows などが ReadOnly 状態になってしまうことで、VDI の魅力である「アプリケーション互換性・柔軟性」が下がってしまう ためです。 といっても、管理性が向上するのは確かですので、 シングルイメージ技術を要求するお客様にはご提案差し上げるのですが、 どうしても提案したくないのが「移動ユーザー・プロファイル」です。 移動ユーザー・プロファイルの恐怖 でも書きましたが、 移動ユーザーには元々「ログオン時間」と「データ消失」「アプリ互換」の問題があり、これを VDI でやろうとすると更に「PCレスポンス」の問題が加わります。 業務時間への問題 ログオン・ログ
The Polaris Dawn crew is back on Earth after a historic mission
なぜかメーカーの人間だけが異様に気にする Gartner 社の格付け「Magic Quadrant」。 例年通り、今年も 6 月の終わりに x86 仮想化製品の 2013 年版が公開されました。 2011 年版の記事は こちら 2012 年版の記事は こちら 今年の格付け結果は... Gartner Magic Quadrant for x86 Server Virtualization Infrastructure (June 2013) http://www.gartner.com/technology/reprints.do?id=1-1GJA88J&ct=130628 Source: Gartner (June 2013), Magic Quadrant for x86 Server Virtualization Infrastructure ちなみに、昨年はこんな感じでした。 S
VMware vCenter Server 5.0.x VMware ESXi 4.1.x Embedded VMware VirtualCenter 2.5.x VMware ESXi 4.0.x Installable VMware ESX Server 3.5.x VMware vCenter Server 5.5.x VMware vCenter Server 5.1.x VMware ESXi 3.5.x Embedded VMware vSphere ESXi 5.1 VMware vCenter Server 4.0.x VMware vCenter Server 4.1.x VMware vSphere ESXi 5.5 VMware ESXi 4.1.x Installable VMware ESXi 4.0.x Embedded VMware ESX Server 3.
Free Hypervisor Essentials Essentials Plus Standard Advanced Advanced Acceleration Kit Enterprise Enterprise Acceleration Kit Enterprise Plus Acceleration Kit Enterprise Plus Free Hypervisor Essentials Essentials Plus Standard Advanced Advanced Acceleration Kit Enterprise Enterprise Acceleration Kit Enterprise Plus Acceleration Kit Enterprise Plus Free Hypervisor Essentials Essentials Plus Stand
節電対策で注目を浴びる仮想化技術. 中でも「現在運用中の物理サーバの電源を切らずに仮想化できる」 VMware vCenter Converterのホットクローニング(Hot cloning)機能に注目が集まっている. しかし, VMwareのユーザコミュニティでも議論されているように データベースが故障したという報告もある. このVMware vCenter Converterのホットクローニングはどのように実現されているのか? 実際に利用して(変換に失敗して)考察を行った. なお,本稿では3種類のLinuxディストリビューションで仮想化を試みたが, 全てで失敗したためVMware vCenter Converterでの成功例は掲載していない. VMware vCenter Converterは, 物理マシンから仮想マシンへの変換(P2V: Physical to Virtual)および
『VMware ESXにおけるメモリ管理』シリーズ (1) - 序:他のリソースとの違いはなに? (2) - 仮想化インフラにおけるメモリ管理って? (3) - メモリに関する仮想化支援機能(Intel EPT/VPID, AMD RVI/Tagged TLB) (4) - メモリを割り当てるのは簡単だが、回収するのは難しい (5) - 透過的ページ共有 (6) - Dynamic Memory on Hyper-V 実装編 (7) - Dynamic Memory on Hyper-V 設定編 +α (8) - バルーニング …の続きです。 い、一ヶ月半ぶりでございます(^_^;)。まさか年をまたぐことになるとは思ってもいませんでした…。あと3回ぐらいで終わりにできるのではないかと思っているのですが…どうなることやら。 透過的ページ共有(TPS)やバルーニングでもメモリの確保が難しいとV
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