重箱は「おめでたいことを重ねたい」との願いを込めて用いられて います。 正式には五段重ねで、五段目は「年神様」から授かった「福」を 詰めるところとして、空にしておくとも言われています。 祝い箸は両端が細くなっていて中程が太い丸箸です。 片端は神様がもう片端は人間が使うようになっていて、神様と共に 食事をする「神人共食」を意味していて太い膨らみは五穀豊穣と 子孫繁栄を表しています。 お祝いの席で折れないように丈夫な柳の木が使われています。 箸袋には記名し箸を使ったら洗い清めて、三が日のあいだは 同じ箸を使うのが習わしです。
![お正月に欠かせない重箱と祝い箸](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/126e9c63960837b5815901e11e1f6c1303c17f2b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimg%2Fogp_logo.png)