■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ 富士通は、なぜ年末商戦にネットブック投入を見送ったのか? ~五十嵐本部長に聞く、富士通のPC事業戦略 富士通が年末商戦向けの秋冬モデル、12月19日から発売した春モデルで、ネットブックの投入を見送った。その一方で、サブスクリーンによる「タッチスクエア」機能を新たに搭載し、水冷ノートPCとしたNWシリーズを投入。地デジ対応モデルやダブル録画モデルを拡充するなど、付加価値路線を強化してきた。富士通は、なぜネットブック投入を見送ったのか、付加価値路線を強化した意味はなにか。富士通のPC事業への取り組みを、富士通経営執行役ビジネスパーソナル本部・五十嵐一浩本部長、三竹兼司本部長代理に聞いた。 --12月19日から春モデルを発売しました。しかし、このなかにはネットブックがありませんでした。一方で、LOOX Uを89,800円(注・WEBMARTの直販価格)
11月19日 受注開始 価格:46,800円 エプソンダイレクト株式会社は19日、10.2型ネットブック「Endeavor Na01 mini」の受注を開始した。直販価格は46,800円。 セカンドマシンでの利用を想定した同社初のネットブック。直販メーカーの特徴として、スペックに妥協することなく低価格を実現している。仕様のカスタマイズは対応せず、固定仕様となる。オプションで外付け光学ドライブやUSBワンセグチューナなどが用意される。 液晶ディスプレイは1,024×600ドット(WSVGA)表示対応の10.2型ワイドで、パネルはノングレア。10.2型液晶の採用でキーボードは17mmピッチを確保した。キーストロークは2mm。キーボード左下のCtrlキー、FnキーはBIOSで入れ替えできる。 主な仕様は、Atom N270(1.60GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB(5,400rpm)、
日本では8月時点でノートPC全体の20%もの割合を占めるようになったネットブック(別記事参照)だが、その急速な普及の鍵となっているのは言うまでもなく価格だ。同じ10型クラスの液晶を搭載したナショナルブランドのミニノートPCが20万円弱という価格設定であったのに対して、ネットブックは10型搭載モデルで6万円弱、7型搭載モデルでは4万円弱という価格設定になっている。 それでは、なぜ従来のナショナルブランドのミニノートPCが20万円で、ネットブックは6万円なのだろうか? その秘密は部材の調達コストにあるのだが、実際のところネットブックと通常のノートPCではどの程度違うのだろうか? そのあたりの事情を、台湾のODMベンダーらを取材してわかったことなどを踏まえて考えていきたい。 ●IntelがASUSと始めた発展途上国向けの低価格PCというソリューション 誤解を恐れずに言うのであれば、そもそも“ネッ
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