最優秀作品賞は「海街diary」。壇上で笑顔を見せる出演者 (左から)夏帆、綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すず =4日午後、東京都港区 (撮影・大橋純人) キヤノン EOS-1D X:EF400mm F2.8L IS USM 第39回日本アカデミー賞の授賞式が4日、東京都港区のホテルで開かれ、是枝裕和監督の映画「海街diary」が作品賞や監督賞など最多4部門で最優秀賞を受賞した。 同作品は吉田秋生さんの人気コミックスを映画化。亡き父が残した腹違いの妹と、彼女を引き取った3姉妹の交流がしみじみと描かれる。 主演男優賞は二宮和也さん、助演女優賞は黒木華さんがいずれも「母と暮せば」で受賞。黒木さんは昨年の「小さいおうち」に続き、2年連続の受賞となった。主演女優賞は「百円の恋」の安藤サクラさん、助演男優賞は「日本のいちばん長い日」の本木雅弘さんが選ばれた。 ◇ 是枝監督の話 「最後に大きなご褒美が待
沖縄県の翁長雄志知事は4日午前、菅義偉官房長官と官邸で会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の平成31年2月までの運用停止や、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備計画見直しなど、基地負担軽減の早期実現を求めた。菅氏は「基地負担軽減は安倍晋三政権の最重要課題だ。地元の協力も得ながら全力で取り組みたい」と応じた。 会談には、1月の宜野湾市長選で再選された佐喜真淳市長や、普天間飛行場の移設先である辺野古地区を抱える名護市の稲嶺進市長ら米軍基地が所在する6市町の首長らも同席した。 これに関連し、菅氏は会談後の同日午前の記者会見で、普天間飛行場の5年以内の運用停止について「辺野古移設が前提だ」と述べ、移設工事を進める考えを改めて示した。政府は翁長氏に代わって辺野古の埋め立て承認取り消しの撤回を求めた代執行訴訟で県と対立しているが、菅氏は「(裁判とは)分けて負担軽減はできることを全てやりたい」
1950~60年代に人気を集めた上方の漫才コンビ「秋田Aスケ・Bスケ」の秋田Bスケ(あきた・びーすけ、本名北端和夫=きたばた・かずお)さんが2月22日午前9時54分、急性循環不全のため兵庫県宝塚市の病院で死去したことが、3日分かった。89歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は三女の北端愛子(きたばた・あいこ)さん。 歌手志望だったが、昨年8月に93歳で亡くなった年上のAスケ(本名・山口敬一)さんと戦後間もなく知り合い、コンビを結成。近代漫才の父といわれた作家、秋田実の下で学んだ。顔の特徴から“エテコのBちゃん”と呼ばれ、コンビは一時期アイドル的なブームを起こした。 弟子に大阪府知事を務めた故横山ノックさんがいる。
高校から女子生徒の制服を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の罪に問われた元人気お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一被告(44)=東京都大田区=は2日、東京地裁(菅原暁裁判官)で開かれた初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状によると、昨年4月25日午後1時すぎ、東京都世田谷区の高校の女子更衣室に侵入し、女子生徒3人のブレザーを盗んだなどとしている。 高橋被告は今野浩喜さんとコンビを組み、コント日本一を競う「キングオブコント2010」で優勝した。平成27年12月の逮捕後、所属していた芸能事務所「プロダクション人力舎」に契約を解除され、コンビは解散した。
中核派系全学連の学生らが京大キャンパスをバリケード封鎖した授業妨害事件で、京都府警などは1日、威力業務妨害容疑で、中核派系全学連副委員長で京都大工学部の作部(さくべ)羊平容疑者(24)、同書記次長、森幸一郎容疑者(24)、中核派中央学生組織委員会委員長、深田力(ちから)容疑者(37)を新たに逮捕した。また、中核派の拠点、東京都江戸川区の「前進社」を家宅捜索した。 逮捕容疑は昨年10月27日、約6時間にわたって、「京大反戦ストライキ」と称して、京大構内を立て看板や鉄柵で封鎖し、大学の授業などを妨げたとしている。 府警によると、深田容疑者は中核派幹部で、学生を指導する立場だったとみられる。 府警などは2月29日、中核派系全学連委員長の元法政大生、斉藤郁真(いくま)容疑者(27)ら3人の活動家を逮捕していた。府警の調べに、斉藤容疑者ら3人は黙秘しているという。
フィギュアスケート男子で今季からシニアに本格参戦してグランプリ(GP)シリーズ初優勝を果たした宇野昌磨(18)が29日、名古屋市内で行われた中京大中京高の卒業式に出席し、高校生活に別れを告げた。学校行事にほとんど参加できなかったというが「学校に来られなかった中でも思い出はある。楽しい3年間でした」と振り返った。 4月からは浅田真央らも通った中京大に進学する。「スケートは今まで以上に取り組めるように努力する。他もおろそかにせず、頑張って卒業したい」と抱負を語った。 2月に台北で開催された四大陸選手権では4位に終わって表彰台を逃した。3月末に開幕する世界選手権(米ボストン)に向け「この1年で成長した自分を出せれば」と意気込んだ。
中国の人気歌手や香港の俳優らが2月中旬、インド東部ブッダガヤで開かれたチベット仏教の儀式で、中国が敵視するチベット独立派の指導者と同席していたと中国国内で伝えられ、当局は28日までに「スターは公人として行動を慎め」とする警告文をサイトで発表した。多くのメディアがネットで転載し、話題となっている。 AP通信などによると、儀式に参加していたのは、歌手フェイ・ウォンさんと俳優トニー・レオンさんら。チベット仏教カギュ派の最高位活仏、カルマパ17世が参加していたという。 当局は、信仰の自由は尊重するとしながらも、チベット独立を掲げる集団の指導者と同席することは「度が過ぎる」と批判した。 中国当局はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世を支持するハリウッド俳優らの入国を禁じることがある。昨年9月には米ロックバンド「ボン・ジョヴィ」の中国公演が中止に。ダライ・ラマのイメージを使った動画をライブで使っ
シリアで一時停戦が発効した27日、過激派組織「イスラム国」(IS)の部隊が、クルド人組織・民主連合党(PYD)系の民兵が支配するシリア北部テルアビヤドに侵攻し、激しい戦闘を展開した。 これを受け、クルド人勢力を支援する米軍主導の有志国連合が、IS部隊を空爆。シリア人権監視団(英国)によると、一連の戦闘でIS側の45人が死亡、クルド人側も20人が死亡した。 ISなど過激派は一時停戦の対象外。しかし、誤爆を避けるためロシア軍が空爆作戦を停止するなど、シリア全土で戦闘が沈静化する傾向にある。ISはこれを悪用して攻勢を拡大した恐れがある。 テルアビヤドは、ISが「首都」と称するラッカから北へ約80キロ。ラッカ住民らによると、ISはテルアビヤドの地上部隊によるラッカ総攻撃を警戒している。(共同)
東日本大震災の津波で住民25人が犠牲になった岩手県釜石市の松原地区で、犠牲者の魂を鎮め、津波の猛威を伝える「慰霊の碑」が完成し28日、除幕式があった。震災から間もなく5年。集まった住民らはそれぞれに思いを巡らせ「亡くなった方々にやっと顔向けができる」との声も聞かれた。 式には約80人が参加。黙とうをささげた後、碑が披露され、うつむいて涙を拭く人もいた。 碑は、住民や地区外に移った元住民、支援者の寄付で作られ、高台にある共有墓地の一角に設置された。松原地区は約230世帯のうち3分の2が被災し、プレハブの仮設住宅や災害公営住宅などにばらばらに暮らすが、この日は多くの元住民も集まった。 町内会長の八幡徹也さん(64)は「亡くなった方が町の復興を見守ってくれている。よい町を目指してみんなで頑張っていきたい」と話した。
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