愛知県半田市の県営住宅一室の焼け跡から女性2人の遺体が見つかった殺人・放火事件で、県警は5日、2人目の遺体はブラジル人の派遣社員アマリリア・マルヤマ・ミシェリさん(29)とわかったと発表した。 もう1人の遺体は、部屋の住人で、ミシェリさんの妹のアマリリア・マルヤマ・キンベルリ・アケミさん(27)であることが判明している。県警によると、部屋には2人と、アケミさんの娘2人(3歳と5歳)の計4人が暮らしていたという。 アケミさんの娘2人は出火当日の昨年12月30日夜、名古屋市内でアケミさん名義のワゴン車内にいるところを県警に保護された。県警は同日、ワゴン車を無免許で運転していたペルー人の男を道路交通法違反容疑で逮捕した。