学習障害には 読字障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカリキュリア) があります。それらの症状には以下のようなものがあります。 ・よく似た文字の区別ができない。(あ・お、ぬ・め、の・め、 q・d、b・p、w・mなど) ・どの行を読んでいるのかわからなくなり、飛ばして読むことが多い。 ・字を飛ばして読む ・単語の中の文字を取り違えたり、反対から読む。 ・短い単語が読めない。(ロゴ読みで読む→図として認識するため) ・読むのが遅い。 ・読字で頭痛がする。 ・内容が理解できない。
ホメオパシーは「同種療法」とも訳され、さまざまな物質を限りなく薄く希釈することで治療効果が得られるとされている代替療法の一種である。ホメオパシーで処方される「丸薬」は、原料の物質を1分子も残っていないほど希釈したのちに乳糖もしくは蔗糖にしみ込ませて作られる。通常の薬理学的見地からは、ただの「砂糖玉」と変わらない。臨床的にも効果はプラセボと変わらない。そんなわけでホメオパシーは「由緒正しいニセ科学」とみなされている。 さて、とあるブログ経由で、ナイチンゲールがホメオパシーに言及していることを知った。なんでも、「ホメオパチー療法は素人女性の素人療法に根本的な改善をもたらした」のだそうだ。「この用薬法はまことによく出来て」いるともある(強調は引用者)。ナイチンゲールがホメオパシーについて言及した"Notes on Nursing: What it Is and What it Is Not"(看
前の記事 『きぼう』が完成した国際宇宙ステーション、太陽との画像 副作用は「青い身体」:食用色素で脊髄損傷を治療 2009年7月29日 Hadley Leggett Image: Takahiro Takano、ロチェスター大学医療センター 『FD&C Blue No.1』(「ブリリアント・ブルーFCF」、通称「青色1号」)は、米国の食品医薬品化粧品法(FD&C法)に基づく食品添加物で、ごく普通に利用されている合成着色料だ。幸運な偶然から、この色素が、神経の炎症を引き起こす主要プロセスを遮断するために実験室で作り出された化合物に驚くほど類似していることが明らかになった。 脊髄損傷を受けたラットに青色色素を投与すると、投与されなかったラットよりはるかに早く回復したのだ。しかも、研究者から報告されている副作用は1つだけ――ラットが青く染まるということだけだ。 7月27日付けで『米国科学アカデミ
前の記事 ハイブリッド車等はガソリン車より総コストで得か:調査結果 自分の四肢を切断したい人々:BIID症候群と「脳と精神」 2009年7月16日 Alexis Madrigal flickr/wackelijimrooster オーストラリア人男性Robert Vickers氏は、何年も悩み抜いた末のある日、大量のドライアイスを用意して意図的に自分の左脚を傷つけた。外科手術によって切断せざるを得なくするのが狙いだった。 Vickers氏のこの行為は意図的なもので、同氏は病院で目が覚めたら片脚がなくなっていたその時の気持ちを、「究極のエクスタシー」と表現している[リンク先はVickers氏を紹介するABC放送の番組]。 Vickers氏は、精神医学界で近年「身体完全同一性障害」(BIID:Body Integrity Identity Disorder)と呼ばれる障害を持つ、数少ない患者の
◆視覚や聴覚が共有する世界「Synesthesia」 [Movie] 視覚や聴覚が共有する世界「Synesthesia」 ちょっと面白い映像作品です。 元リンクはこちら。拡大した見た方が面白いので。 「synesthesia」シネステージアってのは、エルエルもテレビで何度か話を聞いたことがありますけど、日本語だと「共感覚」と言われるもので、例えば物体を見ただけで味を感じたり、特定の色には特定の音を感じたりする感覚のことで、普通の人はほとんど持っていないと思いますがそういう能力を持ってる人もいるんです。 そういう世界をアーティスティックな映像に仕上げたのがこちらの作品かと。 この能力ってのは脳が同時に反応するために起こるモノらしく、例えば特定の色を見ると特定の味を感じる人などは、物体を見ると視覚と味覚の両方が反応しているそうで、現代の医学などでは治すこととかは出来ないって話を聞いたこと
辻広雅文(ダイヤモンド社論説委員) 【第71回】 2009年05月27日 「日本が感染症対策の途上国である」 厚労省の新型インフルエンザ対策の欠陥を、木村もりよ医師に聞く 厚生労働省の新型インフルエンザ対策は誤りであるどころか、犯罪的ですらある、と医師であり現役の厚生労働省医系技官である木村もりよ氏は告発する。公衆衛生学を軽視し、いまだ結核発症患者がネパール並みの日本は、感染症対策においては途上国に過ぎない。 木村もりよ医師(厚生労働省検疫官) 筑波大学医学群卒業。米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程終了。優れた研究者に贈られるジョンズ・ホプキンス大学デルタオメガスカラーシップを受賞。米国CDC(疾病予防管理センター)多施設研究プロジェクトコーデイネイターを経て帰国。現在、厚労省検疫官。専門は感染症疫学。 ―あなたは、メキシコで新型インフルエンザが発生した時点で、日
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