1791年。第六天魔王織田信長が日本を統一して以来およそ2二百年。信長の西欧交易推進政策が実を結び、安土を首都とする日本魔王国は科学技術が発展、蒸気機関やエレキ発生装置の開発、実用化を実現し空前の繁栄状態にあった。 織田家第11代魔王、織田信斉の暗殺計画をみごとに(?)阻止したユリとケイだったが、安土城崩壊の責任を問われ所払いを申し渡される。 やむなく安土を離れた二人が着いた先は尾張名古屋。11代目織田有楽斎が治める、食と芸術の都だった。 食い倒れの町でユリとケイが出会った人物は、高名な美食家ブリヤ・サヴァラン。二人の新たな冒険が始まる。