自民の幅広さ見習え 取材に応じる上田清司参院議員=2021年11月10日午前、東京・永田町【時事通信社】 衆院選前に野党内がうごめくのは珍しいことではない。2017年の希望の党結党しかり。10月31日に投開票された先の衆院選でも、無所属の上田清司参院議員(73)が新党結成を模索した。結局、時間切れで断念を余儀なくされたが、来夏の参院選で「非自民・中道」の受け皿をつくるべく再チャレンジするという。上田氏に今後の展望を聞いた。(時事通信政治部 眞田和宏) 【写真】レオとライナと上田知事 《政界入りを目指したのは新自由クラブからだった。落選を重ね5度目の挑戦となった1993年衆院選で新生党から初当選。96年は新進党で再選を果たし、曲折を経て旧民主党に合流。その後、埼玉県知事に転身し4期16年務めた。2019年の参院埼玉選挙区補欠選挙で国政に復帰し、現在は無所属で活動している》 ―衆院選に向けてな