元日の能登半島地震から1日で半年。被災した石川県七尾市の「のとじま水族館」は、いまだ営業を再開できていない。設備故障で多くの生き物が死に、イルカやペンギンなど一部は全国の水族館に避難している。そうした危機は、美浜町の南知多ビーチランドもひとごとではない。知多半島の海辺にある水族館は大震災が起きた際、どのような被害や対策を想定しているのか。 のとじま水族館は震度6強の地震に襲われ、水を循環させる装置や配管が壊れるなどして水質が急激に悪化。2匹のジンベエザメをはじめ約5千匹が死んだ。「明日はわが身と感じた」。ビーチランドの元飼育員で現在は施設管理を担当する近藤鉄也さん(56)は危機感をあらわにす...
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