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考え方と言語に関するranger-blogのブックマーク (2)

  • 「不便でよかったこと」はないだろうか?

    最近になって「不便益」という言葉の存在を知ったのだが、これが物凄く腹落ちしたというか、感銘を受けてしまったので紹介をしたい。 「不便益」とは、京都大学デザイン学ユニットの「川上浩司教授」が提唱している概念で、辞書には書かれていない。 英語では「benefit of inconvenience」と表される。 思うに「不便益」とは、 「不便でよかったことはないか?」 という「問い」と解釈することもできる。 川上教授が示している「不便益」の例が面白く、心当たるひともきっと多いはずだ。 「富士山の頂上に登るのは大変だろうと、富士山の頂上までエレベーターを作ったら、どうでしょう。よけいなお世話というより、山登りの来の意味がなくなります。」 「ヒットを打てるように練習するのは大変だろうと、だれでも必ずヒットの打てるバットを作ったら、どうでしょう。これも同じですね。」 「私が子供の頃、遠足のおやつは3

    「不便でよかったこと」はないだろうか?
    ranger-blog
    ranger-blog 2022/12/08
    不便益という考え方について以前、書いた記事です。
  • 現実を客観視して生きるのではない。自分の世界を言葉で創造して生きるのだ。RANGER

    私は、子供の頃から、算数は得意だったが、国語は苦手だった。 苦い記憶として今でも覚えていることがある。 小林秀雄の小説の抜粋があって、この文章が意味するものはどれか?という四択の問題がテストに出て、私の答えは正解を外した。 後で復習してみてもその意味がわからず、正解に納得がいかなかった。 「読み違いを起こすのは書き手側にも改善の余地がある」 「文章をどう解釈するかは、読み手の自由のはずだ」 などと自分の読解力を棚にあげて不満を吹き出させた。 その頃から、言葉というものは曖昧であって面倒くさいものだという印象が自分に植えついた。 最近、この面倒くさい言葉というものを冷ややかに、そしてまた、前向きにも捉えなおすキッカケとなると出会った。 始めに感覚ありきなのだ フェルディナン・ド・ソシュールは、言葉の分節化作用を世に知らしめたスイスの言語学者である。 単語が生まれるプロセスは、事物に対して人

    現実を客観視して生きるのではない。自分の世界を言葉で創造して生きるのだ。RANGER
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