今大会を最後に現役引退する元五輪3連覇の野村忠宏(40=ミキハウス)が、3回戦で敗れた。シード選手で昨年3位の椿龍憧(23=ALSOK新潟)に開始26秒、腰車を食らった。直後に会見した野村は目に涙を浮かべながら「勝負ですから、負けは負け。ただ豪快に負けたな、と。これが今の実力。これが精いっぱいの力。しょうがないです」と話した。 それでも、1回戦は一本背負い、2回戦は背負い投げと、ともに一本勝ちした。「豪快に勝って、豪快に負けて。負け方も一本、勝ち方も一本、そういう自分の柔道人生だった。世界へ導いてくれた技で勝てたんで、それは良かったなと思います」と納得。この日は、左足と右腕などにテーピングを施しての出場。引退の理由について「長年の酷使で体の限界。これはどうしようもない」と悔しげに語った。 観客席では家族のほかにも、親交のある競泳の五輪2大会連続2冠・北島康介(32)や、ラグビー元日本代表の
J2横浜FCのFWカズ(三浦知良=48)が、ネット上で炎上騒ぎとなっていた野球評論家の張本勲氏(74)からの“引退勧告”に対し「激励」と受け取ったと発言したことが報じられ、ネット上ではカズに対する絶賛の嵐が巻き起こっている。 事の発端は12日放送のTBS系「サンデーモーニング」での張本氏の発言。5日の磐田戦でJリーグ最年長ゴール記録を更新するゴールを決めたカズについて張本氏は、「若い選手に席を譲らないと。団体競技だから伸び盛りの若い選手が出られない。だから、もうお辞めなさい」などと“引退勧告”。 この発言にネット上では「頑張ってるんだから水差すなよ」「お前にキングカズの何がわかるんだ」と批判的なコメントが続出し、炎上騒ぎとなっていた。 しかしこの発言に対し、カズは張本氏からの「激励」とポジティブに受け取っていると報じられると、その“大人の対応”にネット上では「さすがカズさん!」「ホントにカ
ロック歌手の内田裕也(74)が2日、自身のTwitterを更新。女優の高畑淳子(60)が2014年秋の紫綬褒章受章者に選ばれたことに激怒した。 同じく受章者に選ばれたサザンオールスターズの桑田佳祐については「当然だ。ピースとハイライトは素晴らしいチャレンジだった。あのサザンがこの曲を日本のロックに一石を投じたと気分よかった」とたたえたが、高畑については、「同時に授賞?高畑ナントカという女優」と疑問を呈した。 内田いわく、自身が出演した1981年の日活ロマンポルノ作品「鳴呼!おんなたち猥歌」で、高畑は出演予定にもかかわらずクランクイン前日にドタキャンしたのだという。そのアクシデントであわや撮影中止に追い込まれそうになったが、八方手を尽くした末、当時まだ駆け出しだった中村れい子が代役に決まり、なんとかクランクインにこぎつけたのだという。 そうした過去の思い出があることから、「怒りは未だに収まら
<阪神5-4広島>◇9日◇京セラドーム大阪 阪神和田豊監督(51)が、ちらつき始めた「首位」の文字にも平常心を強調した。エース能見の9試合ぶりの6勝目で、3位広島に連勝。負けた首位巨人には、ついに0・5差まで迫った。 7回終了時に球場内の途中経過で巨人が劣勢であることがアナウンスされると、場内が大きく沸いた。 同監督は「ああ。全く気にならないかと言うと、そうではないけど。8月に手を抜いていい試合は1試合もないので」と淡々と話した。
ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅(27)が4日、UNITEDジムへの移籍を発表した。日本ボクシングコミッション(JBC)から前会長らのライセンスが剥奪され、国内での試合ができない状況が続いており、ついに決断した。 報道各社に送付したファクスで「現状、亀田ジムが認められておらず、日本での試合ができないという状況ではありましたが、やはり日本で試合がしたいという気持ちが強く、どうにかできないものかとずっと考えていました」と気持ちを明かした。以前から親交があったというUNITEDジムと相談し、移籍が決定した。 また今後の活動についても「17歳でプロデビューし、プロ生活も今年で11年目となりました。正直、現役でおれるのもそんなに長くないと思ってます」と言及した。 「残り少ないボクシング人生、ボクシング界を盛り上げてボクシング界に少しでも恩返しできるよう、また僕自身、ボクシング人生に悔いを残
「STAP細胞はありまぁす!」。理化学研究所から論文で研究不正があったと認定された小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は9日の会見でこう明言した。この言葉に「ウソはない」と見る専門家もいる。千葉県警の元刑事でウソを見抜くプロとして知られる森透匡(ゆきまさ)氏(47)が12日、自身のブログで言及。会見での表情などを総合的に判断し、「本当のことを言っているように見える」と分析した。 ウソを見抜くプロは、小保方氏のまなざしなどからSTAP細胞の存在を信用できるとの見方を示した。 小保方氏の9日の会見をニュース番組で視聴した森氏は「小保方氏はウソをついているか?」という題名で、12日に自身のブログを更新。「『STAP細胞は存在するのか?』という記者の質問に対して、彼女は『STAP細胞はありまぁす!』と断言しました。それもかなり力強く。彼女の目の動き、顔の表情、その後の発言の様子、いろいろと総合的
モデルボクサー高野人母美(26=協栄)が、シールブラで減量苦を乗り越えた。クラーブカーオ・ポープリーチャー(19=タイ)とのスーパーフライ級6回戦(24日、東京・後楽園ホール)を控えた23日、都内で計量に臨んだ。相手が51・5キロでパスした後、ゴールド全身タイツ(5000円)で登場。「ウジウジした試合から脱皮し、金の卵から殻を破る意味で」と破り脱ぐとスポンサー名が入ったシールで両胸を隠すセクシー姿があらわに。計量もリミット52・1キロでクリアした。 5日間で4・5キロの減量を強いられ、3日ほど絶食した。24グラムの髪をカットし、ブラジャー(100グラム)代わりに20グラムのシールブラで軽量化を成功させ「左ボディーとアッパーをみせたい。KOは狙えるかな」と自信を示した。
<柔道:第36回全国高校選手権>◇第1日◇個人戦◇20日◇東京・日本武道館◇日刊スポーツ新聞社後援 第1日の個人戦を行い、男子無差別級で92年バルセロナ五輪銀メダリストでプロレスラー小川直也の長男雄勢(ゆうせい、東京・修徳2年)が初優勝した。 雄勢は世界選手権を4度制した父譲りの189センチ、135キロの体を生かし、決勝戦では古田伸悟(奈良・天理2年)に優勢勝ちした。 同73キロ級は92年バルセロナ五輪金メダリスト古賀稔彦氏の長男颯人(はやと、愛知・大成1年)が決勝に進んだが、阿部一二三(兵庫・神港学園1年)に1分41秒、小外刈りで一本負けした。 女子無差別級は16年リオデジャネイロ五輪の期待の星・朝比奈沙羅(東京・渋谷教育渋谷2年)が負傷欠場し、佐藤杏香(北海道・東海大四2年)が優勝した。 各級優勝者は次の通り。今日21日には最終日の団体戦を行う。【男子優勝者】▽60キロ級=永山竜樹(愛
パソコン(PC)遠隔操作事件で、元IT関連会社社員片山祐輔被告(31)の保釈が5日、決まった。東京高裁が4日に保釈を認め、検察側の不服申し立てでいったん停止になっていたが、検察の手続きミスが判明し、高裁がこれ以上勾留しないことを決めた。 高裁は4日に「証拠隠滅の恐れは小さい」として保釈を認める決定をした。直後に検察側が特別抗告と保釈の停止を申し立てたため、高裁は最高裁の判断が出るまで保釈を認めないと決定した。 しかし、本来は特別抗告の権限のない東京地検検事による申し立てだったことが5日に判明。東京高検があらためて特別抗告と保釈停止を申し立てたが、高裁は停止の必要はないと判断した。保釈保証金1000万円は既に納付している。 事件では4人が誤認逮捕された。片山被告は他人のPCを遠隔操作ウイルスに感染させ、2012年に小学校の襲撃予告や伊勢神宮の爆破予告をしたなどとして、計10事件で起訴された。
為末大学 オリンピックを考える◆為末大(ためすえ・だい)1978年(昭和53年)5月3日、広島市生まれ。広島皆実高-法大。400m障害で世界選手権で2度(01年、05 年)銅メダル。五輪は00年シドニー、04年アテネ、08年北京と3大会連続出場。自己ベストの47秒89は、現在も日本最高記録。12年6月の日本選手権 で現役引退。現在は社会イベントを主宰する傍ら、講演活動、執筆業、テレビのコメンテーターなどマルチな才能を発揮。爲末大学の公式サイトは、http://tamesue.jp/ 毎回起こることだけれど、選手が結果を出せなかったとき、批判が出る。その批判の中には「選手の強化費は国費から出ているものだから、当然選手は結果を出すべきだ」というものがあるが、いったい、どの程度選手には強化費が使われているのだろうか。 強化費に関して計算の仕方にさまざまな考え方があるので、どの程度、正確なのか分か
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