4月21日、世界的な景気後退がドイツの売春宿にも波及。写真はベルリンの売春宿。15日撮影(2009年 ロイター/Hannibal Hanschke) [ベルリン 21日 ロイター] 世界的な景気後退の影響は、ドイツの売春宿にも及んでいる。ドイツは世界でも数少ない売春が合法の国だが、不況で減少した客足を取り戻すため、代金の一部払い戻しなどのサービスを導入する店も出ている。 売春宿が独自の「景気刺激策」として取り組んでいるのは、代金の一部払い戻しのほか、一律料金化、送迎シャトルバス、年配者やタクシー運転手向けの割り引き、1日何回でも来店できるパスなどさまざま。 ハノーバーで売春宿「イエス、サー」を経営するカリン・アーレン氏は「われわれの商売にも厳しい時代だ」と嘆く。 アーレン氏はロイターの取材に対し、同店の売り上げが30%減少し、他店では半減したところもあると説明。「われわれは間違いなく危機を