本州と九州を隔てる関門海峡には、鉄道トンネルと自動車トンネルのほか、歩行者用の人道トンネルが存在し、「国道2号」に指定されています。人道トンネルへはエレベーターを使って入りますが、このエレベーターも国道の一部です。 関門海峡「人道トンネル」も「国道2号」のワケ 本州の山口県下関市と、九州の福岡県北九州市を隔てる関門海峡の下には、鉄道用トンネル3本(在来線用2本および新幹線用1本)のほか、自動車専用の「国道トンネル」、そしてエレベーターで地下まで降りて通行する「人道トンネル」が存在します。人道トンネルは歩行者(無料)のほか、20円の通行料が必要ですが、自転車や原付も手押しで通行可能です。 拡大画像 国道2号の標識パネルがある関門人道トンネル下関側エレベーターホール(2019年11月、中島洋平撮影)。 国道トンネル、人道トンネルとも国道2号に指定されており、人道トンネル内の壁にも国道番号の標識