ドットインストール代表のライフハックブログ
創造する人々の製品やビジネス。そうしたアイデアパーソンの実際に学びたい――。「アイデアの起源」「アイデア具現化の壁」についてフォーカスする新連載「創造する人々」。第1回目は、最先端技術が商業化していく土地、シリコンバレーのベンチャーを取材した。 アイデアだけでもダメ、作るだけでもダメ――。ハッとするような製品を作ったり、ビジネスを成功させて入る人たちは、「優れた発想力」と「具現化への努力」をセットで持っていることが多い。そこで今回の連載では、こうした創造のプロセスをグングン駆け上っていく人々――創造する人々の実態に迫る。「アイデアの起源」と「具現化の過程における努力や能力」にフォーカスを当てて行きたい。 米国カルフォルニア、シリコンバレーのベンチャー企業NeuroSkyをご存知だろうか。 彼らが作ったのは脳波を読みとるヘッドセット。見た目はほとんどヘッドフォンと変わらない。しかしこのヘッド
TRIZ(トゥリーズ)は「発明的問題解決の理論」と訳される。ロシアで作られ、欧米に広まり、近年はアジアで認知度が上がってきた。TRIZを作った人物たちは膨大な特許を分析し、特許の中に繰り返し現れる問題解決の構造を「技術的ブレークスルーの40パターン」にまとめた(筆者注:そのほかにも複数のコンテンツがある)。その40パターンは「発明原理」と名付けられている。 この原理は「分割原理」「機械的振動原理」などなど。なお、TRIZの表現は堅く、かつ適用までに長いプロセスも必要とする。この理論自体をヘビーに使う人を前提にして作られたのが一因かもしれない。TRIZを用いて早速アイデアを出してみようとすると、TRIZの本を読み込み用語の意味を理解するというところからはじめて、アイデアを出し始めるまでに数時間がかかる。 そこで、筆者の別のプロジェクトチーム(宮城TRIZ研究会)では、SCAMPERのように、
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