福岡県警うきは署は7日、同県久留米市日吉町、県食肉衛生検査所参事補佐兼と畜検査第1課副長の佐々木喜一容疑者(56)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。 発表によると、佐々木容疑者は6日午後5時頃、同県久留米市田主丸町菅原の市道で軽乗用車を運転中、土手の上から高さ約3メートルの斜面を滑り落ち、休耕田に突っ込む事故を起こし、顔に軽傷を負った。 駆け付けた同署員が呼気を調べたところ、1リットル中0・6ミリ・グラムのアルコールが検出された。 佐々木容疑者は同県うきは市の実家から約30キロ離れた自宅に帰る途中だった。「実家で朝から昼過ぎにかけてビール550ミリ・リットルと焼酎1合を飲んだ」と容疑を認めているという。 実家には妻と娘もいたが別の車で先に帰宅し、佐々木容疑者は1人で運転していた。