全国各地でガンダム関連のイベントが開催されて話題を集めているなか、山口にはすべて木で作られたガンダムがあることが分かった。 幼稚園児を見守っているかのよう 全長約3メートル、重量約200キロ。すべて木で作られたこのガンダムを製作したのは、オーダーメードの店舗向け家具を製作する藤山(山口市秋穂二島)を経営する藤山傳一さん。 「仕事とは関係なく自分の趣味で作ったもの」と話す藤山さん。不景気の影響で暗い話題が多い中で「明るい話題を提供してみんなを元気にしたい」と、一時的に受注が減っていた昨年5月ごろから構想を練り始め、約50日間かけて完成させた。 1941(昭和16)年生まれの藤山さんは、ものづくりの分野で卓越した技能をもつ職人を山口県知事が認定する「山口マイスター」に木工職人として認定されている。 これまでに地域のイベントで披露したり、地元の小学校に無償で貸し出したりしているこのガンダム。現在