NTTドコモや韓国サムスン電子など日中韓3カ国の携帯事業者が参加して開発しているスマートフォンの新OS「Tizen(タイゼン)」を搭載したスマホが、今年2月に発表される見通しになった。スマホを動かすための基本的なソフトであるOSは米アップルの「iOS」と米グーグルの「アンドロイド」がシェア9割超を占めるが、タイゼン陣営は両社に対抗する第三極を築き、スマホを長期的な収益の柱としたい考えだ。 関係者によると、2月にスペイン・バルセロナで開かれる携帯電話の展示会「モバイル・ワールド・コングレス」の開幕に合わせ、サムスン製のタイゼン搭載スマホの発表が計画されている。タイゼンで使えるアプリ(応用ソフト)などを販売する「ストア」の開設も表明する予定だ。サムスンは早ければ今春から、タイゼン搭載の端末を発売する。日本ではドコモが年内発売を目指し、操作性などをさらに改善する考えだ。 米調査会社IDCによ
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