[12.7 J1昇格PO決勝 千葉0-1山形 味スタ] 4年ぶりJ1昇格の立役者はまたしてもこの男だった。モンテディオ山形GK山岸範宏が千葉を相手に1-0の完封勝利。「勝因は全員がハードワークをして、無失点で踏ん張れたこと」と胸を張った。 前半は的確なポジショニングでゴール前に立ちはだかり、威圧感たっぷりに千葉のシュートを枠外へと押しやった。1点リードで折り返した後半は、引き分けでも昇格が決まる千葉が1点を取りに攻勢を強めたが、最後尾からの大きな声でチームメイトを鼓舞。フィールドプレーヤーたちは3枚の警告を受けながらも、局面で体を張る守りでピンチを極力つぶした。 そして、防戦一方となった終盤こそ、山岸の真骨頂だった。ポジションに関係なく束になってゴール前へ押し寄せる千葉に対し、後半33分にはMF谷澤達也のシュートを横っ飛びセーブ。終了間際にはFWケンペスが強烈なシュートを打ったが、これまた