IBMは米国時間10月9日、プロのプログラマーではない一般のビジネスマンがウェブアプリケーションを開発できるツールキットをリリースした。 「Mashup Starter Kit」というこのキットは「QEDWiki」ツールのアップデート版となる。これを使えば、一般のビジネスマンでも、ウェブ情報や社内データベースにアクセスしてさまざまな場所に保管されている情報を1つの画面に統合するマッシュアップアプリケーションを構築することができる。 同社は企業を顧客としており、ビジネスマン自身がさまざまな情報源を活用するアプリケーションを開発可能になるということに大きな可能性を見ている。 たとえば、保険外交員であれば、気象予報と社内の料率情報を組み合わせて保険料のモデルを作るといった応用が考えられる。 Mashup Starter Kitには、「Mashup Hub」というサーバコンポーネントとが含まれてい