ブックマーク / blog.tinect.jp (50)

  • アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった

    10月の終わりから、11月の頭にかけ、知人の紹介でアフリカの「ジブチ」に行ってきた。 変わった体験をしたので、レポートしたい。なお記事に書かれていることは事実に基づいてはいるが、あくまでも私見だ。 ジブチは、アフリカ東部の小さな国で、面積は四国の約1.3倍だが、人口はたったの100万人。 国土はほとんど砂漠で、「世界で最も暑い国」の一つと言われている。 農業に向いている国土ではないので、料の自給率はたったの3%。 輸入がストップすると飢えてしまう。 入国にビザが必要で、日人はほとんどいないが、自衛隊がソマリアの海賊から船を守るという名目で派遣されており、唯一の海外自衛隊拠点がある国だ。 他にもジブチにはアメリカ軍、フランス軍、イタリア軍、そして中国軍が駐留しており、巧みな外交と絶妙な軍事バランスの上に国防が成り立っている。 なお、ジブチでは東洋人と言えば、中国人らしい。 街を歩いてい

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    rax_2 2022/11/29
  • さびれた地方に住む人々の心理的充足感を供給する「アニメやゲームのキャラ」と「日の丸」の話

    「個人の自尊心やアイデンティティなんて自分で選ぶもの。自分で勝ち取るものだ。」 そう思っている人は日のインターネット、たとえばこのbooks&appsの読者のかたにも大勢いらっしゃるのではないかと思う。 でもって自尊心やアイデンティティは、自分自身の経済的・文化的・社会的成功と結び付けられがちだ。 いちばんわかりやすい個人主義者とは、自分の意志や能力をとおしてサクセスし、自尊心やアイデンティティをも充足させられる、そんな人物ではないだろうか。 経済的成功も心理的充足も個人化したというが しかし、誰もがいちばんわかりやすい個人主義者のように生きているわけではない。 もし、明確にサクセスした個人しか自尊心やアイデンティティが充足できないとしたら、世の中は心理的充足に飢えた、がらんどうの個人だらけになってしまうだろう。 もちろんインターネットでは何事につけ極端な人間が目立つので、がらんどうの個

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    rax_2 2022/10/27
  • 幸せなときは、口に出して言ったほうがいい。カート・ヴォネガットに学ぶこと

    カート・ヴォネガットあるいはジュニア おれはSFをそれなりに読む。それなりに読むだけなので、時代の最先端のSF(『三体』なら読んだが)を常に追いかけていたり、オールタイム・ベストの千冊をすべて読破していたり、ということはない。 そもそものおれのSFの始まりは、カート・ヴォネガットの『チャンピオンたちの朝』か、フィリップ・K・ディックの『ザップ・ガン』のどちらかということになっている。 「よく、その二冊でSFに足を踏み込んだな」と言われるかもしれない。『ザップ・ガン』は置いておくにしても、『チャンピオンたちの朝』がSFかどうかというのは、正直、今でもよくわからない。 よくわからないが、若いおれはヴォネガットを次々に読んだ。そのSFの奇想と、あまりにも地に足のついたヒューマニストとしての「声」にうたれた。 この「声」というのは、このたび読んだの訳者あとがきで円城塔が述べている言葉だった。

    幸せなときは、口に出して言ったほうがいい。カート・ヴォネガットに学ぶこと
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    rax_2 2022/06/27
  • 「いてもらった方が良さそう」程度で会議に呼ぶのは、無駄使いの最たるもの

    こんにちは、しんざきです。「そろそろ長女次女に自分の部屋を作ってやらないと」ということになりまして、ベッドと机が一体化しているロフトベッドを買いました。 届いたのは土曜日なのですが組み立ては次の木曜日でして、あまりに楽しみにし過ぎて組み立てを待ちきれず、次女がとうとう段ボールの上に布団敷いて寝始めました。案外よく眠れたそうです。 この記事で書きたいことは、大筋下記のような内容です。 ・当たり前ですが、人件費はコストであり、誰かに時間を使わせればその分お金がかかっています ・同じく当たり前ですが、会議やMTGは複数の人の時間を同時に使わせるイベントであり、極めてコストが高いです ・なので、明確な目的なしに会議に人を呼ぶことは、純然たる「お金の無駄」でしかありません ・会議に誰かを呼ぶ時は、必ず「その人にどんな役割を期待しているのか」を整理して明確にするべきだし、なんなら相手にそれを伝えるべき

    「いてもらった方が良さそう」程度で会議に呼ぶのは、無駄使いの最たるもの
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    rax_2 2022/06/24
    日本だと、「空気」を醸成して責任を分散させるためですねw
  • 「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話

    この記事で書きたいことは、大筋下記のようなことです。 ・「これは問題だ」「だから改善したい」と、自分ごととして真剣に考えてくれる人というのは極めて希少です ・ただ「便利になる」というだけでは誰も動かないし、どんなにいいものを作っても使ってもらえません ・当事者意識を「持ってもらう」ということは基的に出来ません ・当事者意識を持っている人を別に探し出すことで、なんとか状況を打開出来る場合もあります ・だから、「この人は当事者意識を持ってくれている/くれていない」を嗅ぎ分ける能力はとても重要です よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 以前にも書いたことがありますが、私はかつて、システム開発の会社に勤めていました。 社員数は4桁に届かないくらいで、SI案件とSES案件が大体半々くらい、自社業務と客先常駐も大体半々くらいという

    「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話
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    rax_2 2022/05/27
  • 「ひどく失敗した人たち」に感謝したい。

    私が以前在籍していたコンサルティング会社の一部署では、「失敗」という言葉を使うことが禁止されていた。 代わりに「成長ネタ」という言葉を使いなさい、と。 会社は、「失敗」を、公式に次のように言っていた。 失敗は「成長ネタ」です。成功よりも成長ネタからの方が、学ぶことは多いです。 成長ネタは、全く恥ではありません。 正直なところ、当初は「呼び方だけ変えてもね……」と懐疑的であったが、のちに、これは全く私が間違っていたことがわかった。 「成長ネタ」と呼ぶことで、失敗の公表に対してポジティブな態度をとれる人が増えたからだ。 * 私がチームリーダーを務めていた時、一人の部下が、顧客から苦言をもらってしまったことがあった。 原因は、説明不足によるもので、お客様の誤解とはいえ、こちらに非があるものでもあった。 これは、再発防止をしなければならない。 しかし、「十分に説明をしなさい」だけで、それが徹底され

    「ひどく失敗した人たち」に感謝したい。
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    rax_2 2022/01/13
    感謝は感謝なんだが、50半ばで1000万の借金まで背負って生きていかなくてはならない彼らのことを思うと作り話であってほしいとも思う
  • 50歳になってようやく気付いた、人生で重要なことと、後悔したこと。

    僕はいま、40代最後の数日を過ごしていて、このエントリが公開されているときには(急病や事故などで世を去っていなければ)50歳を迎えているはずです。 僕の両親はともに50代で人生を終えているので、ああ、もうここまで来てしまったか、終活とかも考えなければならないのかな、という感慨とともに、こんな悟りには程遠い年齢、成熟度で命が尽きるとき、両親はどう考えていたのだろう、納得できなかったんじゃないか、と想像もするのです。 命というのは、人が納得するしないにかかわらず、終わるときには終わる。 最近、周囲の人の若くしての思いがけない訃報が続いて、僕自身混乱もしているのだけれど、その一方で、「まだ自分の番ではなかった」ことに、少し安堵もしてきました。 それでも、いつかは順番がまわって来る。 今の世の中の全体像としては、50代くらいは、まだ「現役世代」であり、そこまで老け込むことはないのかもしれませんが

    50歳になってようやく気付いた、人生で重要なことと、後悔したこと。
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    rax_2 2022/01/06
    社会的ステータスは慣れるが、幸福を感じる感受性はそれとは別のレイヤ。家族持てるぐらいの賃金は最低ほしいけどもなぁ…/まじで体力どうすればつくの?バテるのが早くて人生が楽しみきれないんですけど!
  • 転職未経験の方には信じられないかもですが、「ちょっと給料がいい」という程度でも、気軽に転職する人は珍しくないです。

    ホーム > 転職未経験の方には信じられないかもですが、「ちょっと給料がいい」という程度でも、気軽に転職する人は珍しくないです。 この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・転職未経験のマネジメント層の人が、「転職というものは非常にハイリスクであり、転職を決断するからにはよほどの理由がある筈」と考えているのを観測した ・個別のケースについては色々とあるだろうけど、現在「転職」というものは昔よりずっとやりやすくなっており、ちょっとした待遇向上や「環境を変えたい」程度の理由で気軽に転職をする人も増えている ・マネジメント層が、転職について「非常にリスクが高く、滅多なことではしない」ものだと考えていると、離職対策を誤る可能性がある ・そういった認識齟齬を防止する為に、転職をする気がなくても転職活動をしてみるのは悪くないかも知れない 以上です。よろしくお願いします。 *** ということで

    転職未経験の方には信じられないかもですが、「ちょっと給料がいい」という程度でも、気軽に転職する人は珍しくないです。
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    rax_2 2022/01/05
    20上がるなら動くだろうよ。この時代給料上がんないんだもん
  • しょっちゅう人手不足になるところでは働くな。

    もう最初から、この記事の結論を書いてしまおう。 「しょっちゅう人手不足になるところでは働くな」である。 わたしはちゃんと(?)企業勤めした経験はないから、あくまで学生時代のアルバイトを通じての所感だけど。 でも、バイトだろうが正社員だろうが、これはたぶん同じだと思う。 「しょっちゅう人手不足になるところでは働くな」 バイトの面接を取り付けたらため息をつかれた 学生時代アルバイトを探しているとき、地域の無料求人雑誌で、ちょうどよさそうな募集を見つけた。 駅前のスーパーの惣菜屋さんで、時給は低いが家から近く、1日3時間から入れるとのこと。希望条件にぴったりだ。 さてさて、さっそく電話。 「求人広告を拝見してご連絡いたしました。担当の方はいらっしゃいますか?」と聞いてみる。 すると電話口の女性は、「ふぅん……年は?」と無愛想に聞いてくる。 「大学1年です」と答えたら、大きなため息をつかれた。 た

    しょっちゅう人手不足になるところでは働くな。
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    rax_2 2021/12/02
    .。(バイトレベルの話かよ…)
  • 「何者かになりたい」と願う人とそうでない人、どこが違うのか

    先日、私の新しい『何者かになりたい』がイーストプレスさんからリリースされた。 想定読者は「何者かになりたい」と願わずにいられない人や「何者にもなれない」と悩んでいる人だ。 そうした気持ちをどこかに抱えながら中年期を迎えた人も、潜在的読者かもしれない。 ところで、この「何者かになりたい」「何者にもなれない」といったフレーズには、シンパシーをおぼえる人とまったくおぼえない人がいるのが通例だ。 たとえば先月、講談社ビジネスに 『「何者かになりたい人々」が、ビジネスと政治の「い物」にされまくっている悲しい現実)』という記事が公開された時、twitterはてなブックマークではこうした気持ちへのシンパシーがたくさん書き込まれると同時に、「そんな気持ちになったことはない」という書き込みも少なくなかった。 先月公開された『いい年した大人の『何者かになりたい』という感覚は、けっこう厄介。』という記事で

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    rax_2 2021/06/30
  • わずか10%の給与カットで「愛社精神」は跡形もなく破壊することができる。

    世の中の経営者、とりわけオーナー企業の経営トップは「愛社精神」にこだわる人が多い。 しかし誤解を恐れずに言うと、給与所得者として働く労働者に、経営者が考えているような「愛社精神」は存在しない。 にも関わらず、勘違いした会社経営者は的はずれな手段を使って、従業員から会社を愛してもらおうと努力する。 そしてその多くの場合、「愛社精神」を自分への愛と一体化して考え、理不尽極まりない願望を押し付ける。 従業員との“腹を割った”飲み会。 慰労旅行や社員運動会。 さすがに、令和の時代にこんなことで“愛社精神”が高まると勘違いしている経営者はいないと思いたいが、万が一似たようなことをしているのであれば今すぐやめたほうがいい。 従業員の立場から見れば、相当な迷惑だ。 ではなぜ、多くの会社経営者は「愛社精神」などという存在しないものを追いかけるのか。 それは、「それっぽいなにか」を都合よく誤認しているからだ

    わずか10%の給与カットで「愛社精神」は跡形もなく破壊することができる。
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    rax_2 2021/06/25
  • 『失敗の責任は私にあります』と言えない責任者たちの話。

    昔、あるメーカーで経営企画職を担当していた時のことだ。 営業部の部長から、 「ウチの商品が絶対に安心で安全という証明書って発行できませんかね・・・」 と相談を受けたことがある。 聞けば、大口顧客との取引が受注寸前で、最後にそのような証明書を出せれば契約してもいいと言われているようだ。 しかし仕様書や保証書ならともかく、絶対に安心安全な証明書などどうしろというのか。 安心安全に使えるガスボンベだって火の中に放り込んだら爆発するし、腹痛を治してくれる胃薬でも用法・用量を守らなければ命に関わる。 どういうものを書いてよいのかわからず、先方ともう少し要件を詰めて欲しいと押し返すと、 「絶対安心安全の証明が要件なんですよ・・・」 と埒が明かない。 やむを得ず、一度部長に同行し先方の会社を訪れ、どのような証明を求めているのかをヒアリングすることにした。 応対に出てくれたのは、若い現場主任だ。 熱気と熱

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    rax_2 2021/04/02
  • お金に困っている人のほうが、お金がかかってしまう

    精神保健福祉の分野では、精神科医が主役ではない場面がとても多い。 保健師・ソーシャルワーカー・市役所福祉課職員・警察官や弁護士といった他職種によるサポートこそが肝心なことがしばしばある。 クライアントの生活を支えるためには、多職種による連携が必要だ。 そうやって色々な職業の方とクライアントのお金の問題をディスカッションしている時に、ふと、右のようなことが頭をよぎることがある。 ――「今の世の中って、お金に困っている人のほうが、お金がかかってしまうんじゃないか」――と。 どういうことかというと、生活費が入ると右から左へ全部使ってしまう人や、いわゆる“やりくり”が出来ない、というより“やりくり”が完全に欠落していて、そのせいで経済的にますます困ってしまう人があちこちで見受けられるからだ。 しかも、そういう人は精神保健福祉のリーチする内側だけに存在するのでなく、外側にもかなりの確率で混じっている

    お金に困っている人のほうが、お金がかかってしまう
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    rax_2 2021/01/12
  • Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。

    鬼滅の刃」が絶好調だ。 あえて説明する必要もないが、劇場版の興行収入がえらいことになっていたり、単行の売り上げがドえらいことになっていたり、最終巻を求めて長蛇の列ができたり、めちゃくちゃ転売されたり、わけわからんコラボグッズが出たり、とんでもない状況だ。 見ると、町ゆく子どもたちのマスクまでどこかで見たような柄のものになっている。 これはもう社会現象と言っても過言ではないのだろう。 この「鬼滅の刃」はすごい。 たぶんどえらい作品だ。 そんなもの詳しくなくても分かる。 ただ、「たぶん」と表現しているのは、実はまだ観たことがないからだ。 そう、僕はこの作品に全く触れていないのだ。 原作も見てなければアニメも見ていない。もちろん劇場版も見るつもりはない。 やはり、たとえ末端といえども文章を書いたりして表現活動をしている者として、こういった作品は必ず抑えておく必要がある。 社会現象は多くの人に

    Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。
  • 中学受験の是非は「成功者」ではなく「潰れてしまう人」も見て語るべきだと思った。

    医大に入って驚いた事の一つに、入学者のほとんどが有名中高一貫校出身者だったという事がある。 話を聞けば、誰も彼もが中学受験経験者。 その圧倒的現実をみて、僕は心の底からこう思った。 「自分に子供ができたら、絶対に中学受験をさせよう」 そうすれば、自分のように受験で苦労をする事はなかろうと思ったのである。 気がついたら小学校の同級生と仕事をしていた 身の周りにいる人間のほとんどが有名中高一貫校出身… これは何も医大に限った話ではないようで、上場企業でも似たような話が結構あるのだという。 ある有名な商社に入った友人の話だ。 彼は都内の有名塾出身なのだが、会社に入ってしばらくした後、小学校の頃に塾でみた事がある人間がそこかしこにいる事に気がつき、当に驚いたのだという。 人は自分と共通の経歴を持つ人間に何らかの愛着を覚える。 彼らは懐かしさもあってか再び緩い繋がりを持ち始め、気がつくと仕事におけ

    中学受験の是非は「成功者」ではなく「潰れてしまう人」も見て語るべきだと思った。
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    rax_2 2020/10/05
  • お前ら安全地帯に立ってないで、ちゃんと黒歴史やれ!

    高校~大学の頃、いわゆる自己啓発にハマった事がある。 当時の僕は何者にもなれそうにない平凡な学生だった。 そんな事もあって、この手のがキラキラ輝いてみえた。 「凄い。たった1000円で買えるの中に、成功者になる為のヒントが惜しげもなく散りばめられてる!」 「おまけに読みやすくて、が読めない自分でも1時間で一冊読める。最高や!!!」 こんな感じで数百冊ぐらいのを読んで、かつその素晴らしい教えを実践してみた。 結果、僕がどうなったか?人に嫌われた。 だが悪かったのは自己啓発ではない。僕の行動だ。 自己啓発をガチで読み込みまくって自己洗脳といえるほどにまで教えを忠実に守っていた僕は、いつしか自己啓発に書かれていない他人の振る舞いが許せなくなっていた。 例えば人に好かれる上手い話の聞き方というを読んで「おい、そこは相槌を打つタイミングだろ!」などと他人の話の聞き方にケチをつけたり

    お前ら安全地帯に立ってないで、ちゃんと黒歴史やれ!
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    rax_2 2020/09/16
  • 「ブルシット・ジョブ」を読んで、多くの仕事は「低賃金でも重要」か「高給でもクソ」の2択なのだと知った。

    僕は若い頃から、ずっと疑問だったのです。 医療業界の給与体系って、おかしいのではないか、って。 僕が研修医、あるいは大学病院や市中病院の若手だったとき、アルバイト先の老健施設を持つ病院の院長に、「うちで働かない?」って声をかけられたことが何度かありました。 うちは給料もいいし、毎日の仕事は朝にサッと回診して書類仕事をするくらいで、だいたい午前中で終わるからラクだよ、って。 その場ではさすがに聞けなかったので、家で医療従事者用の就職サイトを検索してみると、たしかに、その病院から提示されていた給料は、朝から晩まで働き詰めで、休日も当直や緊急呼び出しで心身ともに疲弊していた僕がもらっていた給料よりも、ずっと高額だったのです。 いやしかし、あんなふうに、治すというより、高齢者をうまく軟着陸させるのが目的の病院で働くには、僕はちょっと若すぎるというか、医者としての向上心を失くしたくないしな、とかなん

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    rax_2 2020/08/31
  • 僕の「友達ランキング」では下位だったO君だけが、僕のために時間をつくってくれた。

    音楽が聴けなくなる日』(宮台真司、永田夏来、かがりはるき著/集英社新書)で、永田夏来さんが、電気グルーヴの石野卓球さんのtweetを紹介していました。 キミたちのほとんどは友達がいないから分からないと思うけど友達って大事だぜ。あと”知り合い”と”友達”は違うよ — Takkyu Ishino/石野卓球 (@TakkyuIshino) April 4, 2019 このtweetは、けっこう話題になったので、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか? 僕は「友達」が極めて少ない人間なので、石野卓球さんとピエール瀧さんの「友情」は、すごく羨ましいのです。 いや、「石野基準」でいえば、僕には「友達なんていない」のかもしれません。 「友達」について考えるとき、僕の頭にいつも浮かんでくる記憶があるのです。 小学校5年で、人口30万人くらいの中国地方の街から九州の地方都市に引っ越した僕は、九州で

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    rax_2 2020/07/31
    友人も知人もいない人生だけど、"介護も友人関係も、いざというときに突き放されないか、というのは「もともと、その人がどんな人か」に尽きる"というのはなんとなしにわかる
  • オースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」が超絶名作なので読んで欲しいという話

    そして、3人目がオースン・スコット・カード。 ただ、カードについては先の二人とはちょっと事情が異なっておりまして。 もちろん「無伴奏ソナタ」みたいな短編集や、「消えた少年たち」のような長編も面白いんですが、実のところしんざきが好きなカード小説は、ある一つのシリーズに偏っているのです。偏愛中の偏在です。 それは、「エンダーのゲーム」から始まる、いわゆる「エンダーシリーズ」。 その中でも特に二作目、「死者の代弁者」については名作中の名作と言ってしまってなんら過言ではない素晴らしい一作でして、SFとして読んでも、ミステリーとして読んでも、ヒューマンドラマとして読んでも、群像劇として読んでも、頭の先からつま先まで1ミリの隙もなく何から何まで面白いという傑作SFなのです。 正直「死者の代弁者」についてはどれほどハードルを上げても上げすぎということはないだろうと私は思っているのですが、しかしただ一つ注

    オースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」が超絶名作なので読んで欲しいという話
    rax_2
    rax_2 2020/04/30
    ぬ、沼にダイレクトに沈めてくるな…
  • ホントのところ「皆がやらない面倒な仕事を進んでやって、それが評価される」には、そこそこテクニックが必要。

    ホーム > ホントのところ「皆がやらない面倒な仕事を進んでやって、それが評価される」には、そこそこテクニックが必要。 身も蓋もない話をします。 先日、fujiponさんが書かれた、こちらの記事を拝読しました。 結局「とにかく面倒くさいことを進んでやる」人が、組織で評価される。 「そんなに働きたくはないけれど、肩身が狭い思いをするのは嫌だなあ」というのが僕の音なのですが、そんな「いいとこどり」は難しいのです。 「権利」が整備されたとはいうけれど、まともに仕事もせずに自分の権利ばかり主張する人がうまくやっていけるはずもありません。 『働かない技術』というの紹介を主軸にした内容で、大変分かりやすかったですし、面白そうだったので私もポチってみました。 まだ届いてませんが。(漫画以外の電子書籍ではなく実物で欲しい派) fujiponさんの所感についても全体的に首肯するところなのですが、一点だ

    ホントのところ「皆がやらない面倒な仕事を進んでやって、それが評価される」には、そこそこテクニックが必要。
    rax_2
    rax_2 2019/12/05