R言語の基礎と実習 担当者 中田真吾、天野禎章 2010.10.12 初稿 2010.10.25 第一改訂版 2011.9.27 第二改訂版 Yokoyama-Lab 2 R言語:概要と特長 ● ニュージーランドのAuckland大学のRoss IhakaとRobert Gentlemanによ り作られた統計解析向けプログラミング言語 ● AT&Tベル研究所によって設計されたS言語を元に設計 → S/S-PLUSとScheme (Lisp)から受け継がれた言語特徴 ● 統計解析に適した機能:メルセンヌ・ツイスタによる擬似乱数や多様な乱数 を生成する機能を提供 ● ベクトル・行列単位での処理 ● 最適化された高速な組込み関数群 ● CRAN(パッケージ管理システム):PerlのCPANに近い ● オブジェクト指向 ● 視覚化に優れた機能 Yokoyama-Lab 3 R言語:長所と短所 長
Rの基礎 コンソール Rはコンソールと呼ばれるウィンドウに命令を入力してEnterキーを押すと,指定された命令が実行されます. 命令はプロンプトと呼ばれる ">" 記号の右に入力します. 例:足し算掛け算 > 1 + (2 * 3) - (4 / 5) [1] 6.2 数値などの前後にあるスペースは省いても問題ありませんが,空白を挟む方が読みやすくなります. 変数 代入 Rではデータに名前をつけて登録します.これを変数と言います.変数を登録するには <- という記号を使います.データに名前を付ける操作を代入といいます. 例:8 という数字を x という名前で登録します.名前は何でもいいのですが,数字で始まってはいけません. x <- 8 例:1, 2, 3, 4, 5 という5つの数字を x2 という名前で登録します.連続する整数は「:」を間に挟んで指定することができます. x2 <- 1
追記: 0093さんにツッコミを頂いた。マトリックスでなくてベクターで乱数を用意しておけばもっと高速。確かにその通りですね。ありがとうございました。(今思えば、実務ばっかりやっていて、データはマトリックスに入っているもの、という先入観があって、無意識にわざわざマトリックスにしてしまったorz...) [[R言語でモンテカルロ法|http://d.hatena.ne.jp/necoffee/20071119/1195478473]]になぜか[[今になってツッコむ id:syou6162さんとid:kkobayashiさんは自重しろw|http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/necoffee/20071119/1195478473]] まあわたくしめも、それベクトルで書くとRらしくなるよ! と書こうと思ったら、[[id:kkobaya
前回の記事でPythonを使ったモンテカルロ法によるπの導出を、今度はR言語でやってみた。 > montecarlo <- function(n) { + count <- 0 + for(i in 1:n) { + s <- runif(2) + if(sqrt(s[1]^2 + s[2]^2) < 1) { + count <- count + 1 + } + } + return(4*count/n) + } 実行結果例: > montecarlo(100) [1] 3.2 > montecarlo(1000) [1] 3.108 > montecarlo(10000) [1] 3.1196 グラフを描いてみる: >x <- runif(10000) >y <- runif(10000) > plot(x, y, pch = ifelse(sqrt(x^2+y^2)<1, 20, 1
R ではさまざまな理論分布の確率密度 f(x) ,累積分布 P(X ≦ x) ,確率点 min{ x : P(X ≦ x) > q } ,及びその分布に従う乱数を求めることが出来る. 確率分布と乱数に関する関数の使い方 後に紹介する確率分布に関する関数を使用する場合は,以下のような対応表を用いればよい. この表は,確率分布名が xxx である分布の確率点は “qxxx” で求めることが出来ることを表す.例えば t 分布ならば,この累積分布は pt ,確率点は qt で求めることが出来る.
R は有名な統計言語『 S 言語』をオープンソースとして実装し直した統計解析ソフトです.さまざまなプラットフォーム(OS)に対応しており,誰でも自由にダウンロードすることができます.それにも関わらず,世界中の専門家が開発に携わっており,日々新しい手法・アルゴリズムが付け加えられています.とにかく計算が速い上にグラフィックも充実しているので数値計算などにも持ってこいです.このドキュメントは Windows 版 R と Mac OS X 版 R(と一部 Linux 版 R )でコマンドを調べた足跡です. ちなみに,この頁の内容を新しくした書籍は こちら ,電子書籍版は こちら で販売されております.
Japanese real-time captioning. Her typing is very fast. (*character = hiragana, katakana, and kanji )
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