金融政策決定会合について簡単にメモをしておきます。金融政策決定会合とは、金融政策の概要を決めるオフィシャルなミーティングです。金融政策の具体的なオペレーションは金融市場局が実施していますが、それは決定会合のディレクティブに沿って実施されています。 決定会合は、かつて年間14回実施しました。もっとも、2014年に年間8回にすることになりました。これは私の理解では、14回が多すぎたことに加え(多くの経済指標もせいぜい月1回公表ですし)、FRBに合わせることなどが理由です。下記の日経の記事では、「多くの委員は、年8回の会合開催が『近年の主要中銀で主流となってきており、適切である』と指摘した」などとしていますが、詳細は下記などを参照してください。 日銀要旨、会合14回から8回への変更は全員一致 展リポの回数増も - 日本経済新聞 (nikkei.com) 日銀の決定会合は2日制をとっています。1日