土蜘蛛正統記【太極の図】 宇宙万物の生々發展は、すべて太極をその根源とする。古書（日本書紀）の言い伝えでは、 いまだ天と地がわかれず、陰と陽の対立がなかった時は、混沌とした状態で、 まるで鶏卵の中身のように形状が定かでなかったという。 ●二宮は古書として、日本書紀を択んでいるようだが、古事記では【臣安萬侶言。夫、混元既凝、 氣象未效。無名無爲。誰知其形。】と記録している。 【太極】とは易経の言葉であるが、その出典をさがしたら、次の情報が目についた。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 太極図（たいきょくず）とは、太極から始まる宇宙生成を描いた図をいう。『周易』繋辞上伝にある 「易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず（易有太極、是生兩儀、兩儀 生四象、四象生八卦）」に由来し、宋易（宋代から興起した朱子学系統の易学）や道教において重視さ れた。太極図は
