タグ

ブックマーク / nix-in-desertis.blog.jp (8)

  • nix in desertis:夏コミ同人誌レビュー(2) 主にアイマス(モバマス)・評論編

    オリジナルイラスト系 AsakuraG+ http://asakura-garo.sakura.ne.jp/ ・『NIGHTMARE』:私が偏愛しているイラスト系のサークル。東方物とオリジナルを交互に出しており,今回はオリジナルのターンだった。曜日に沿って,少女が夢の中の世界を旅していく光景が描かれている。カラフルで美麗,物体の質感がとてもよく,幻想的ながらリアリティのある風景が広がっている。お勧め。 Cradle http://cradle.cc/ ・『piece of Cradle vol.10』:ファンネルを派遣してなんとか手に入れた一冊。ショップ委託しよう(懇願)。中身は線画集だが,やっぱりとんでもなくうまいですこのお二人。 → しかし,冊子の文章中にある通り,お二人は意図して絵柄をあわせているため,記名が無いと見分けるのが非常に難しい。塗ってあればまだわかったりするのだが。 ア

  • nix in desertis:『敷居の部屋の行方』雑感

    夏コミで発表されたこのについて。覚書というほどの文章でもないし,書いて投稿するべきか否か逡巡して一ヶ月も遅れたブツなので雑感で良かろう。第二部のはじCさんと敷居さんの部分についてのみ。 まずはじCさんのほう。彼の言いたいことを端的にまとめると ・そもそもニコマスなどという集団自体が幻想であり,何かしらの性質をもった集団として呼びかけること自体が間違いだった ・その意味で,主張系の衰退論には何の意味もないし,飽きた。(自分の記事については,自分では衰退論だと思って書いていない) ・あとは蛇足のわかむらPdis=動画は投稿した以上,作者一人のものではない&削除して出ていったなら戻って来るべきではない ぶっちゃけて言えば,炎上するほどのものではない。炎上させたいのであればもっと過激なことを書くべきだったのであるが,まあそんなことは何度も炎上してきたはじCさんには釈迦に説法だと思うので,周囲の期

  • nix in desertis:現代邦楽に関する議論について

    0.はじめに ・伝統楽器・伝統音楽というものへの問題提起 とあるボカロPの傷林果に対する反応と、その一連の流れ - 8月24日 #gendaihougaku (Togetter) ・.ブンガPと藤山晃太郎の伝統音楽についての議論 - 8月25日 #gendaihougaku (Togetter) ・続:ブンガPと藤山晃太郎の伝統音楽についての議論 - 8月26日〜27日 #gendaihougaku (Togetter) ・.完:ブンガPと藤山晃太郎の伝統音楽についての議論 - 8月28日〜30日 #gendaihougaku (Togetter) この議論はtogetterが乱立しており,それぞれの特性があるが,一番わかりやすいものを提示しておきたい。というよりも,このtogetterが無ければこの記事を書く気力はわかなかったであろう。これはtogetterまとめのお手のような出来であ

    raydive
    raydive 2011/09/01
    明確なまとめ。/あの流れはどうにも面白くない方向で締めちゃったので、がっくりしてしまった。/自分は本質なんぞないと思ってるけどね。
  • nix in desertis:カオスラウンジ周辺諸問題について

    0.はじめに 私のことをよく知らない人のために自己紹介を兼ねて言えば,私がこの問題に関心を持ったのは美術史学畑の人間だからであり,20世紀以降の芸術は一部例外を除けばおおよそ全部嫌いだからである。私の芸術観については過去記事のこれやこれを参考にしていただければおおよそわかると思う。 実害もなくなぜそんなに嫌いなのかと言われると,実はそこまで嫌いでもなく,自分が好きなものの行く末はなんのかんの言いつつもやはり興味を惹かれ,結果的に横目で眺めているというのがおそらく正しい。趣味が悪いと言えば悪いし,私憤でしかないと言われれば,私憤であると答える。特に村上隆関連を追っていたのは,自分の趣味であるヲタク界隈と接続しているからで,カオスラウンジはその延長線上に登場したに過ぎない。また,まどか☆マギカ関連でおもしろくない批評をやっていたのが彼らに良くない印象を与えたことも,一応この記事を書いた理由とし

  • nix in desertis:けいおん!!雑感

    今頃になって,というのはあるが,書いておかねば気がすまなかった。 私の周囲ではしばしば比較される『けいおん!!』と『キラ☆キラ』だが,この両者はバンド物特有の共通点を持つ。どっちも全力で青春を楽しんでいるという点においてである。バンド物と青春活劇の相性が良いのは,そのスピード感,高揚した最高の気分は一瞬で過ぎ去るという感覚がよく似ているからである。しかし,『けいおん!!』が奇妙なのは,作品の基調とするテンポはゆったりまったりしていて,まるでバンド物らしくない,という点だ。考えてみると,これだけゆったりまったりバンド物を描いた漫画・アニメというのは相当に珍しいのではないだろうか。私もそんなに例を知っているわけではないが,バンド物は大概展開が早い。ロックの持つイメージの強さもあるだろう。(無論,けいおん!!はロックとは割と縁遠いが。) にもかかわらず,『けいおん!!』は間違いなく優れた青春活

    raydive
    raydive 2010/11/07
    "誰に感情移入して楽しんだかというのは人による。"まさしくそう/自分はさわちゃんが基本だろうな。
  • nix in desertis:完成度だけを追う見る専はわがままなのです

    「ボカロ曲は人が歌って初めて完成なのか?まとめ」(Togetter) 長くなったのでこれだけ日記から分離。ボーカロイドがジャンルかそれとも道具か,という問題は個々人意見があるところだと思う。以下,自分のブコメ及びtwitter上のつぶやきを再掲,編集&追記。 「消失」が良かったのはボカロが人間より優位に立てる曲だったから。他,初期にはミクが自分は人間ではないことを意識した歌詞や曲作りが多かった。だからけっこうおもしろかったし聞いていた。「みっくみく」にしてから「科学の限界を超えて〜〜♪」なわけで。「えれくとりっく・えんじぇぅ」なんかはその意味でけっこう好きな曲。 昔似たようなことを書いたなぁと思って発掘したら見つかった。 やっぱり同じようなことを書いていた。その意味でのターニングポイントはやはり「メルト」だったように思う。初音ミクというキャラの確立というか,ミクが透明ではなく,多様性を保ち

    raydive
    raydive 2010/10/01
    後で考えよう
  • nix in desertis:ニコニコは本編削除である意味終わってた

    ニコニコ動画はどこで道を間違えたのか(ニュー速VIPブログ) 悪いけどこれに関してはニュー速民の立場を支持する。ある意味でのニコニコ動画は、編削除の嵐で終わってしまったのだと思う。昔「ニコマスは特区(笑)」という言葉もあって、あれというのはバンナムがニコマスを特別視しているのかどうかという議論の途上でわかむらPが「特区なわけがない」と発言したところから生まれた言葉だったが、ニコニコ全体で見れば御三家というのはやはり特区的なところがある。よほどのことがなければ公式から削除されることはないし、東方はともかくクリプトンとバンナムはニコニコのほうを向いて全く商売をしていないかというと、それは否定されるところだろう。 これも誰かが言っていた言葉だが、御三家というのは規模の大きさはもちろんとして、制作者間のコミュニティが緊密であることや作者名明示やタグ整備といった文化が根付いているからこそ、その後他

  • nix in desertis:今のニコマス衰退論争に足りていない3つの視点

    どちらの味方とかそういう話ではなく、最近の議論には「……ひょっとして皆わざと手をつけてないの?聖域なのか?」としか思えないほど、不自然にスルーされる論点があるので、ここで提示しておく。 1、週マスでの数字 多様化は確実に進行しているが、しかし界隈の多様化と、良質の作品の伸びが極めて速いことは、全く相反するものではなく、共存可能な概念である。実際、08年、09年の前半はそういった形で進んできた。幻想郷ではないが、ニコマスはほとんど全てを受け入れ、Pにしよ見る専にせよ、その人数を増やし、繁栄を謳歌してきた。それでいて「わただもんげ!」意識を失わず、一体感のあるニコマス界隈というのは偉大ですらである。 しかし一方で、週マスの数字、特にランクイン可能圏内である30位のptsが徐々に低下している。07年〜08年頃ではおおよそ800pts必要だったのに対し、09年春以降は600pts程度で可能になり、

  • 1