A/D 変換の概要 A/D変換とは、図1のようにアナログ信号をディジタル信号に変換することである。 図1:A/D変換の概要 図1のA/D変換器に入力される信号がアナログ信号、A/D変換器から出力される信号がディジタル信号である。 アナログ信号とは、信号の変化が時間的に切れ目なく連続している信号であり、温度変化や湿度変化、風による木の揺れなどの自然現象はすべてアナログ信号である。一方でディジタル信号は、0または1を示す信号であり、その中間の0.5などは考慮しない信号のことである。このような信号を連続した信号に対して、離散信号などと呼ぶ場合もある。 今回、我々が対象としているマイコンはディジタル回路であり、マイコン内部で扱う値はすべてディジタル信号である。そのため、外部から入力されるアナログ信号はディジタル信号に変換してマイコンで扱う必要がある。このアナログ信号をディジタル信号に変換することを
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