海賊版サイトをブロッキングする措置は違法だとして、NTTコミュニケーションズとプロバイダ契約を結んでいる弁護士が、同社を相手取って、ブロッキングの差し止めを求めた訴訟で、東京地裁(鈴木謙也裁判長)は3月14日、「今後、被告がブロッキングをおこなう蓋然性が高いとはいえない」として、原告の請求を棄却した。 鈴木裁判長は、ブロッキング措置が予告されていた「漫画村」など3サイトが、現時点で閲覧できなかったり、アクセス数が激減している状態にあり、NTTコミュニケーションズ側が「ブロッキングをおこなう予定はない」と主張していることなどから、「ブロッキングの差し止めの必要性は認められない」と判断した。ブロッキングそのものについては踏み込まなかった。 原告の中澤佑一弁護士は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた。中澤弁護士は「NTTコミュニケーションズ側が、裁判で、ブロッキングはやらないと言っ
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