SDGs(持続可能な開発目標)についてテレビが取り上げる機会が激増していた(イメージ、時事通信フォト) 17のゴールをあらわす色を使った丸形のカラフルな「SDGsバッジ」を上着の襟につける人が増えている。だが、様々な場面で言及は増えたものの、制度や組織の変革には繋がっていないという指摘が日本だけでなく世界でもされている。日本でも少し前までは様々な場面でSDGsという言葉をたびたび耳にしたが、近ごろはそんな機会も減少ぎみだ。ライターの宮添優氏が、SDGsについて盛んに発信してきたテレビ局が抱える矛盾についてレポートする。 * * * 「SDGsなんて、今は誰も口にしませんよ。あんなに連日、繰り返し特集していたのに、なかなか見かけなくなったでしょう」 東京・港区内の大衆居酒屋で話すのは、都内のテレビ局で情報番組のデスクをつとめる大石理恵子さん(仮名・30代)。確かに大石さんが言うとおり、少し前
世界初の電動タンカーとして誕生した「あさひ」に続き、今後、様々な種類のEV船が登場します。バッテリーをメインとするEV船は、船舶業界を一変させているようです。 世界初のEVタンカーに続け! 船種も広がる 大容量バッテリーをメインの動力源として航行する電気推進船(以下、EV船)の本格的な導入が日本で進んでいます。 2022年3月には旭タンカーのEVタンカー「あさひ」(492総トン)が竣工。5月には東京汽船のEVタグボート「大河」(280総トン)が金川造船で進水しました。このほか、木質バイオマス燃料を発電所まで運ぶハイブリッドバルカー(ばら積み船)などの建造も決まっています。 拡大画像 旭タンカー「あさひ」(深水千翔撮影)。 EV船の開発などを手掛けるe5ラボの末次康将CTO(最高技術責任者)は「2023年は貨物船のほか、水上バス、フェリーなどが控えている。1番船である『あさひ』のノウハウを共
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