(CNN) 米南部アラバマ州モービルにある南アラバマ大学の当局者は6日、キャンパス内で裸姿で突飛な行動を見せていた18歳の男子新入生が同日未明、同大警察の警官に射殺されたと発表した。 大学の声明によると、事件はキャンパス内にある警察署近くで現地時間の6日午前1時23分ごろ発生。署の窓をたたく大きな音が聞こえ警官が外に出て調べたところ、筋骨たくましい裸姿の男が立ち向かい、悪態をつき、けんかの構えを見せるなどして挑発した。 警官はやめるよう再三警告したが応じなかったため銃を抜き、大学生の胸に1発発砲していた。大学生はいったん倒れたもののまた立ち上がって挑発的な行動を続けたが、その後に再度倒れ、死亡したという。 警官はモービル郡保安官事務所などの捜査が続く間、休職処分となった。同州ウェトゥンプカ出身の大学生が突飛な行動を取った動機などを調べている。 南アラバマ大の学生数は約1万5000人となって