2011年12月14日、中国広東省のネットカフェで隣に座った16歳の少年の足のにおいに腹を立てた客が、包丁で少年を刺し殺すという事件が起きていたことが分かった。中国紙・広州日報が伝えた。 【その他の写真】 事件が起きたのは8日午後3時40分(現地時間)頃。同省仏山市順徳区のネットカフェで隣同士に座った少年と梁(リアン)容疑者との間で少年の「足の臭い」をめぐり、口論となった。梁容疑者によると、後から来た少年が隣に座り靴を脱いだところ、足の臭いが強烈だったため、靴を履くよう注意した。だが、これをきっかけに口論となり、頭に血が上った梁容疑者がネットカフェを飛び出し、向かいの食堂から包丁を持ち出した。 ネットカフェに戻った梁容疑者はそのまま少年に包丁で切りかかり、何度も刺した後、逃走した。そのうち、心臓に刺さった傷が致命傷となり、少年は病院に運ばれたが死亡した。すぐに警察が出動し付近を完全に包囲。