ウイルスが大好物な生物がいるようです。 米国のネブラスカ大学リンカーン校(UNL)で行われた研究によれば、淡水に生息するハルテリアとよばれる動物性プランクトンは、ウイルスだけを食べて成長と増殖ができる能力があることが明らかになった、とのこと。 ウイルスのみを食料にしているプランクトンがみつかったのは、今回の研究が世界で初めてです。 研究者たちは他にもウイルスを主食とするプランクトンが存在する場合、ウイルスは単に感染源としてではなく「食う食われるの生態系」の一部となって、地球の多様な生命を支えている可能性があると述べています。 しかしウイルスのみを食べて生きていけるハルテリアとは、いったいどんな生物なのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年12月27日に『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』にて公開されています。 ウイルスは栄養素になる可能性を秘めているウイルスは栄養素になる可能性を秘めて
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