一人社長の退職金と、退職金にかかる税金について考えます。 前提としては、社長一人のみの会社で、35歳で独立をして65歳で引退するとします。 後継者はなしで、引退と同時に会社を解散することとします。 3つの退職金一人社長の退職金としては、以下の3つの退職金が考えられます。 ・会社からの退職金 ・小規模企業共済 ・iDeCo(個人型確定拠出年金) 会社員の場合、退職金は会社から支給されるイメージですが、一人社長の場合は、退職金は自分で貯めるイメージです。 自分が退職するときに、お金がどこからか湧いてくることもありませんし、誰かが「お疲れ様でした」と言って、退職金をくれる訳でもありません。 自分で貯めなくてはいけないのですが、どうやって貯めるのかが問題です。 1.会社からの退職金会社からの退職金は、基本的には、利益を出して税金を払って残った金額を貯めるイメージです。 例えば、100万円の利益を出