「IT業界を不人気にした重鎮の大罪」というエントリーのコメントで、この業界を取り巻く人々の姿勢についても反省を促したいと書いていましたが、もう少し具体的に述べます。 自分のドッグフードを食べる SIerや各ベンダーは自社のソリューションや製品を持っているところが多いですが、本来クライアントやカスタマーに提供するサービスを使って自社の業務効率化や改善を図ることを指す言葉です。 元々はWindows NTを開発していたマイクロソフトが、テストを兼ねて自社のシステムに開発バージョンを導入した際、「自分のドッグフードを食べる」と表現したことから使われるようになりました。 最近では、ノキアのCIOがこの言葉を踏まえて、より高品質な自社ソリューションを自分達に適用するということを、「自分のフォアグラを食べる」などと表現していましたね。 (参考:自分のフォアグラを食べよう) → http://it-ur