シリアの化学兵器問題ですが、国連の現地調査で、 ひとまずは小康状態に入ったようです。 化学兵器使用疑惑 国連きょう現地調査 シリア容認、介入を牽制 【カイロ=田中靖人】内戦が続くシリアの首都ダマスカス郊外での化学兵器使用疑惑で、シリア外務省は25日、国営テレビを通じて声明を発表し、現場地域への国連調査団の立ち入りを認めることで国連側と合意したと明らかにした。ロイター通信が伝えた。 声明は現地調査の日時に触れていないものの、国連報道官はロイター通信に対し、調査は26日から始まると述べた。 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の事務所は25日の声明で、調査の間、政権側が現場地域への攻撃をしないことを約束したと明らかにした。反体制派側も支配地域での「制限のない」活動を認めている。 疑惑をめぐっては、ファビウス仏外相が「化学兵器による大虐殺」と非難。アサド政権を支持するロシアも調査を認めるよう求め