健康保険(健保) 健康保険(健保)とは、どのようなものでしょうか? その仕組みや保険料の計算方法、受けられる給付について解説します。 健康保険(健保)とは 日本の社会保険には、公的医療保険、公的年金、公的介護保険、雇用保険、労災保険の5つがあります。このうち公的医療保険は、会社員や公務員などが加入する職域保険(被用者保険)と自営業者などが加入する地域保険、原則75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度があります。(関連ページ:高齢者は医療保険を検討するべき?) 職域保険は、被用者となる会社員などが加入する健康保険と公務員などが加入する共済組合、船員が加入する船員保険に分かれています。 つまり、健康保険は公的医療保険のなかの1つになります。健康保険は、国(社会保険庁)から引き継がれた全国健康保険協会が運営する「全国健康保険協会管掌健康保険」(協会健保あるいは協会けんぽ)と、会社が厚生労働大臣