米軍、性犯罪「住民が自戒を」 47年の文書 Tweet 社会 2013年6月19日 09時43分(10時間21分前に更新) 米軍は終戦後の1947年、多発していた兵士による性犯罪を防止するため、被害者側の沖縄住民に対し、夜間の通行制限を厳守すれば防止できるなど「自重自戒」を求めていた。県公文書館が保管する沖縄民政府の「軍指令及一般文書」に示されており、当時の米軍上層部の認識の低さが性犯罪を助長したとの指摘も上がっている。 47年3月、軍政府の命を受けた民政府の総務・警察・文教部長が連名で各市町村長、高等学校長、警察署長宛てに要請書を出している。 文書では「米軍人により被害を受けようとした場合は勇敢に働き、顔や手に傷を与えるか、服を引き破り、後日証拠となるべき資料を得るよう心掛ける」「後日容疑者が逮捕され、首実検(面会確認)する場合には、恐れずに事実を述べる」「各自が夜間通行限定を厳重に守れ