富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2013年7月31日、ユーザー企業のファイルデータを遠隔地のデータセンターでバックアップするサービス「ファイル遠隔地バックアップサービス」を提供開始した。 島根県にあるデータセンター「マツケイデータセンター」(マツケイが運営)に、ユーザー専用のバックアップ環境を用意するサービスである。バックアップ元であるユーザー企業とはVPN(IP-VPNを想定)でつなぐ(回線契約は別途必要)。契約完了後、約2週間でバックアップ環境を提供する。 バックアップソフトとして、オープンソース(OSS)の「Bacula」を利用する。ユーザー企業側のバックアップ元サーバーに、Baculaのエージェントをインストールする必要がある。バックアップジョブのスケジュールは自由に設定可能。システム特性に合わせ、バックアップ方式(フルバックアップ、差分バックアップ、増分バッ