日本での事業転換について説明するフェースブックの児玉太郎氏=2010年9月28日、東京都内で小島昇撮影 インターネットの会員制交流サイト「フェースブック」を運営するフェースブック(米カリフォルニア州)は28日、東京都内で日本支部代表の児玉太郎氏(33)が初めて会見し、日本での事業展開を説明した。原則として実名登録が必要なフェースブックは、匿名で利用できる国内交流サイトに比べて不利とも指摘されてきたが、児玉氏は「匿名利用の予定はない。実名ベースのネットワークサービスのよさをフェースブックで体験してほしい」と話し、今後も実名で運営する方針を示した。同社は日本を「最重要な国」と位置づけ、スマートフォン向けサービスを強化して先行するミクシィやグリーなど国内交流サイトを追い上げる。 フェースブックは、米国で大学生の交流サイトとして04年にスタートし、06年には学生以外にも公開。現在は70カ国以上の言