スギ・ヒノキ花粉の飛散シーズンがまもなく本格的に始まる。ウェザーニューズ社(千葉市)によると、今春の飛散量は、昨春よりも東日本は少なめだが、西日本は多めになる見通し。平年値と比べると少なくなるが、風の強い日や雨の降った翌日は一時的に花粉の飛散量が増える可能性があるとしている。 花粉は1年ごとに飛ぶ量が多い年と少ない年が交互に訪れる。昨春に飛散量が多かった東北~関東、東海地方は今春は少なく、非常に少なかった九州北部などでは逆に多くなる。九州北部では約2倍、近畿や山陰地方も約1・4倍と予想される。一方、2008~15年の平年値と比べると、全国的に少ない見通し。 スギ花粉の飛散は関東、東海、近畿南部、九州地方では2月上旬に始まる見込み。東北地方は南部が2月下旬、北部が3月上~中旬になると予想している。 東日本、西日本は2~3月、平… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただ