今回は、大規模運用において特に必要となるBIND 9のチューニング方法を中心に紹介する。また、設定ファイルをチェックするためのツールにも触れる。(編集局) BINDの主な設定はnamed.confとゾーンファイルに集約されています。特に、named.confに1行加えるだけでBINDの振る舞いは大きく変わります。今回は、BIND 9のチューニングと、大きなゾーンファイルを扱うような場合の注意点を紹介します。 OSリソースのチューニング named(BIND)が扱えるOSのリソースは無限ではありません。Linuxでは、1つのプロセスに割り当てられるリソースがあらかじめ決められています。ulimitコマンド(Cシェル系はlimitコマンド)で、現在の上限値が確認できます。 # ulimit -a core file size (blocks) 1000000 data seg size
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