昔から推奨される Swap 領域の目安として、メモリサイズの 2倍を割り当てておけば良いと教えられ、そう信じて今までサーバ業界で生きてきた私ですが、 最近、調べ物中に必ずしもそうではないという情報を偶然見つけて凄いショックを受けました。 しかも、ストレージ用とシステム用の推奨値が異なるようです。 なぜ 2倍を割り当てるようになったかについて、 改めて調べてみたところ、昔々の話で ページングが多発して実用に耐えない速度の目安が実メモリの2倍だから という説がありました。 本題に入る前に簡単に Swap について。 Swap とは、簡単に言うと物理メモリを使い切った場合に、物理メモリの代わりに使われる領域のことで、パーティション、またはファイルを使って作成できますが、推奨されるのは、パーティションです。 あくまでも保険として確保しておく領域なので、物理メモリの代用として使うという考え方は良くあ
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