将棋の八大タイトルの1つ、「王位戦」七番勝負が名古屋市で開幕しました。防衛すれば2つ目の永世称号獲得がかかる藤井聡太七冠(21)に、渡辺明九段(40)が挑みます。 「王位戦」七番勝負の第1局は名古屋市の庭園「徳川園」で行われ、振り駒の結果、藤井七冠が先手となって午前9時に対局が始まりました。 藤井七冠は先月、「叡王戦」五番勝負に敗れて八大タイトル独占が崩れ、「七冠」となりましたが、そのあと「棋聖戦」では5連覇で初めての永世称号となる、「永世棋聖」の資格を獲得し、最年少記録を53年ぶりに更新しました。 今回の王位戦も、防衛を決めれば5連覇となり、2つ目の永世称号、「永世王位」の資格を獲得することになります。 一方、渡辺九段は、これまでに藤井七冠と5回タイトル戦で顔を合わせていますが、いずれも敗れていて、雪辱を期す戦いとなります。 「王位戦」七番勝負は9月にかけて日程が組まれ、第1局の勝敗は7
![将棋「王位戦」開幕 藤井聡太七冠 2つ目の永世称号獲得かかる | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/66e3d0339b480e233c391cf7ab81e74ea199135b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240706%2FK10014503431_2407061140_0706114620_01_02.jpg)