【写真】その他の写真を見る AIと人間のコラボレーションでマンガの神様・手塚治虫に挑み、新作『ぱいどん』を生み出したプロジェクト『TEZUKA2020』から3年。その後も、プロジェクトメンバーであった慶応義塾大学栗原聡教授と手塚眞氏、手塚プロダクションが中心となり、「AIと人間の共創マンガの実現」に取り組んできた。 そして今年『TEZUKA2023』として今年誕生50周年を迎えた『ブラック・ジャック』の新作制作に着手し、今秋に公開予定となった。前作の経験で、クリエイティブの分野においてはインタラクティブ性の高い共創型AIサポートシステムの存在が、人ならではの能力である創造性の発揮につながることに着目。研究を重ね、今回の制作においてはクリエイターとAIのインタラクティブなやりとりがポイントになっている。 新たな局面に入ったAIと人間が手を取り合うことで、手塚治虫が礎を築いた日本の「マンガ文化