【バルセロナ共同】楽天の三木谷浩史会長兼社長は27日、仮想通貨の基幹技術である「ブロックチェーン」を使って、自社サービスで手掛けるポイントなどを管理する「楽天コイン」をつくる構想を明らかにした。米ITメディア「テッククランチ」が伝えた。 スペイン・バルセロナで開催中の携帯端末見本市「モバイル・ワールド・コングレス」の講演で語った。 楽天の主力であるネット通販などで得られるポイントは海外で使えない。国際事業の拡大に向けた基盤づくりを進める狙いがあるとみられる。 三木谷氏は「日本では約4万4千の業者が楽天市場で商品を売っている。大きなマーケットだ」と述べた。