新座9歳傷害致死容疑 突発的な犯行か 重度の脳障害がある長男を、父親がクッションに投げつけるなどして死なせたとされる事件。傷害致死容疑で16日逮捕された新座市西堀、会社員飯野伸一容疑者(29)は、県警の調べに、「リハビリを嫌がって立たなかったことにいらだった」と供述している。県警は、突発的な犯行とみて捜査を進めている。 県警などによると、死亡した結希(ゆき)君(当時9歳)は1歳になる前、慢性くも膜下血腫で脳の手術を2度受けて以降、言語障害や四肢まひなどを患い、車いす生活だった。あぐらをかいたり、補助付きで立ったりはできるが、身体障害と知的障害の程度はいずれも最も重かったという。 2009年4月からは県内の特別支援学校に通い、立つなどのリハビリに週1回は自宅で、月1回は都内の病院で励んでいた。自宅での訓練は、飯野容疑者が面倒をみていた。 飯野容疑者は7月16日午後10時40分頃、自宅1階の和